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マリーエンバートの悲歌

マリーエンバートの悲歌

四六判 328ページ 上製
定価:3,200円+税
ISBN978-4-7664-1965-8 C0097
奥付の初版発行年月:2012年09月 / 発売日:2012年09月上旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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内容紹介

ゲーテ〈最後の恋〉は破れなかったのか?

▼現代ドイツ文学界の重鎮マルティン・ヴァルザーによる、文豪ゲーテ〈最後の恋〉といわれる文学史上の実話をもとにした長編小説。

▼文豪ゲーテ74歳とウルリーケ19歳という55歳も離れたゲーテ〈最後の恋〉は破れ、ゲーテはドイツ最大の恋愛詩『マリーエンバートの悲歌』を生み出した。ゲーテの死後も独身を貫いたウルリーケは死ぬ間際、ゲーテからの手紙を銀の盆の上で燃やし、その灰を銀のカプセルにつめ、棺の中に入れるように希望した 。ドイツで大反響を呼んだ長編小説。

著者プロフィール

マルティン・ヴァルザー(マルティン・ヴァルザー)

1927年生れ。ドイツでギュンター・グラスと並び称される作家。
ノーベル賞作家ギュンター・グラスと同年齢、戦後同じ「47年グループ」に参加。グラスが進歩的文化人の立場を代表してきたのに対し、ヴァルザーは市民的常識派の考え方を代弁し、過去の清算問題でも東西統一問題でも両者はよき論争相手だった。戦後の多くのドイツ作家と同じように、ヴァルザーも政治的発言、エッセイも手がけたが、文学作品には政治的テーマを持ち込まず、、独自のリアリズム手法の小説を発表してきた。小説の邦訳には『逃亡する馬』(同学社、1988)がある。未訳の長編小説に『ハーフタイム』「一角獣』『愛の履歴書』『ある批評家の死』『愛の瞬間』『不安のあがき』などがあり、数々の文学賞を受けている。

八木 輝明(ヤギ テルアキ)

慶應義塾大学経済学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。訳書に『せめて一時間だけでも』(ペーター・シュナイダー著、慶應義塾大学出版会、2007年)。

上記内容は本書刊行時のものです。


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