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 ドイツ・イギリスの近代産科医と解剖図産む身体を描く

慶應義塾大学教養研究センター選書11
産む身体を描く ドイツ・イギリスの近代産科医と解剖図

四六判変型 96ページ 並製
定価:700円+税
ISBN978-4-7664-1933-7 C0322
奥付の初版発行年月:2012年03月 / 発売日:2012年04月下旬
発行:慶應義塾大学教養研究センター  
発売:慶應義塾大学出版会
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在庫あり

内容紹介

写真もレントゲンもなかった19世紀、新しい医学分野「産科」へ男性医師が参入するためには、解剖図が不可欠だった。

ドイツのイェーナ=ヴァイマルのゲーテとその周辺の人物、画家で産婦人科医でもあったドレスデンのカール・グスタフ・カールス、18世紀以来のイギリスで関わったさまざまな人々を通して、産婦人科が成立する過程と絵画芸術(解剖図)の関係を、解き明かす。

著者プロフィール

石原 あえか(イシハラ アエカ)

慶應義塾大学商学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに

第1章  イェーナ=ヴァイマル 

イェーナ大学附属産院と専属絵画教師 詩人ゲーテとその周辺・・・・・石原あえか

1.イェーナ大学附属産院創設の歴史
2.ゲーテとヴァイマルの「自由絵画学校」
3.ベルトゥーフが出版したローダーの『人体解剖図大全』
4.イェーナ大学専属絵画教師ルーとゲーテ
5.フロリープ父子:ベルトゥーフの後継医師達

第2章 ドレスデン 

カール・グスタフ・カールス 科学と芸術の融合・・・・・眞岩啓子

1.幼年時代とライプツィヒ時代
2.ドレスデンでの活躍
3.宮廷侍医として
4.カールスと医学
5.科学と芸術の融合:「風景画論」とゲーテ
6.描くことの意味

第3章 イギリスからの視座 表象としての「解剖図」・・・・・横山千晶

1.身体を描くということ 美術と医学の濃密な関係
2.「産む」ことと産婦人医学
3.「幸福な家庭」という表象とサブテキスト
4.物から身体へ、身体から物へ―フランケンシュタインの被造物
5.解剖図としての『フランケンシュタイン』


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