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日本石炭産業の戦後史

日本石炭産業の戦後史

A5判 400ページ 上製
定価:5,400円+税
ISBN978-4-7664-1887-3 C3033
奥付の初版発行年月:2011年12月 / 発売日:2011年12月中旬

内容紹介

北海道(夕張・赤平)の石炭産業を主な対象とし、産業政策(エネルギー・産業振興政策から構造調整へ)に対する企業行動に焦点を当て、構造調整下のいわゆる「スクラップ&ビルド」が失敗に終わる過程を詳細に描写。慶應義塾石炭コレクション他の一次資料を丹念に渉猟した労作。

著者プロフィール

島西智輝(シマニシトモキ)

香川大学経済学部准教授 
2000年慶應義塾大学商学部卒業、2002年同大学院商学研究科前期博士課程修了、2006年同後期博士課程単位取得退学、同年立教大学経済学部経済政策学科助手、立教大学経済学部経済政策学科助教を経て、2011年より現職。2008年博士(商学)学位取得。
主要業績:「戦後石炭市場と石炭産業――『エネルギー革命』期における三井鉱山の事例を中心に」(KUMQRPディスカッションペーパーDP2004-008、2004年)、「戦後石灰石鉱業史――業界誌『石灰石』を中心として」(『三田商学研究』47巻4号、2004年)、「炭鉱労働組合における大衆闘争の形成過程に関する考察――戦後復興期の三井鉱山砂川炭鉱労働組合の事例を中心に」(『三田商学研究』47巻6号、2005年)、「戦後石炭産業合理化初期における大手炭鉱の合理化と租鉱権炭鉱――1950年代初頭~1960年代初頭の北海道炭砿汽船の事例を中心に」(『社会経済史学』70巻6号、2005年)、「地域別統一労働協約締結に至る労使交渉過程(1961~1970年)――東京金属産業労働組合の事例」(『日本労働研究雑誌』548号、2006年)、「衰退産業における企業財務の変遷―戦後大手石炭企業の事例(1956~91)」(KUMQRPディスカッションペーパーDP2006-034、2007年)「日本生産性本部による海外視察団の運営と効果――海外視察体験の意味」(『企業家研究』4号、2007年(共同執筆))、「衰退産業における事業多角化の遅滞要因の検討――戦後石炭産業の事例」(『三田商学研究』51巻6号、2009年)、『戦後労働史研究 早矢仕不二夫オーラルヒストリー』(共編、慶應義塾大学出版会、2008年)、『戦後労働史研究 能力主義管理研究会オーラルヒストリー』(共編、慶應義塾大学出版会、2010年) 他

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序章 衰退産業から問い直す戦後日本
補論 戦後石炭産業をめぐる研究、著作
第1章 人力依存の増産―1937~49年
第2章 市場の不安定性と需給調整の試み―1950~59年
第3章 品質管理と増産を重視した生産組織―1950~59年
第4章 政策的介入の強化と市場の対応―1960~66年
第5章 財政資金依存の高能率・高コストな生産組織―1960~66年
第6章 市場の急激な変化と生産組織の不適応―1967~73年
終章 石炭産業と戦後日本


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