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 全盲の科学者が綴る教育・就職・家庭生活期待を超えた人生

期待を超えた人生 全盲の科学者が綴る教育・就職・家庭生活 Surpassing Expectations: My Life without Sight

四六判 344ページ 並製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-7664-1873-6 C0036
奥付の初版発行年月:2011年09月 / 発売日:2011年09月下旬

内容紹介

アクセシビリティの開拓者の自伝。
▼障害のある人でも情報機器を使いこなせるよう「アクセシビリティ」の技術の啓蒙・普及に大きく貢献し、米国リハビリテーション法508条策定の中心的人物でもある全盲の科学者の自伝 Surpassing Expectations: My Life without Sight, 2008 の翻訳。
▼5歳で視力を失った少年が、適切な教育を受ければ、いかに社会で活躍し、家族をもち、充実した生活を営むことができるか、ということを訴える。障害をもつ人、障害児をもつ保護者などに勇気を与える書。
▼マイクロソフト社、アドビ社などが、障害者対応の技術開発にいかに取り組むようになったのか、その経緯が語られる。IT開発、ユニバーサルデザイン関係者も必読の書。

著者プロフィール

ローレンス・スキャッデン(ローレンススキャッデン)

1939年アメリカ・カリフォルニア生まれ。5歳のときに事故で失明。レッドランド大学卒業。科学博士。IT器機のアクセシビリティ技術の開発、啓蒙に大きく貢献する。米国リハビリテーション法508条策定の中心的人物。政府の要職を長年務め、現在は情報機器のアクセシビリティについてのコンサルタントを行う。博士の業績をたたえ、「障害を持つ生徒のための優秀な先生へのローレンス・スキャッデン賞」が1999年に設けられている。

岡本明(オカモトアキラ)

1944年旧満州国生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。工学博士、社会福祉士。(株)リコー勤務、筑波技術大学教授を経て、現在名誉教授。認知工学、福祉工学に関心をもつ。ヒューマンインタフェース学会、電子情報通信学会ほかに所属。著書に『情報福祉の基礎知識』(共著、ジアーズ教育新社、2008年)、『会議・プレゼンテーションのバリアフリー』(共著・編纂委員長、電子情報通信学会、2010年)ほか。訳書に『未来のモノのデザイン』(共訳、新曜社、2008年)、『複雑さと共に暮らす』(共訳、新曜社、2011年)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序文  (日本点字図書館理事長/田中徹二)
日本での刊行によせて(ローレスンス・スキャッデン)

まえがき
謝辞

第一部 教育と経歴
1.相反する期待
2.家族の歴史
3.勉強への情熱
4.科学者になる
5.科学者としての名声を築く
6.著名な人の来訪
7.キャリアの開発
8.新しい技術の評価
9.コンピュータ技術の潜在力
10.ワシントンDCへの引越
11.技術を得るとき,使うときの障壁
12.コンピュータアクセシビリティ法案
13.障害のある子供のための科学教育

第二部 見えないことの影響
14.盲への適応
15.認知の違い
16.視覚過程を保持する
17.記憶

第三部 自分自身の成長
18.リクリエーション
19.メインストリーミング
20.一人で移動すること
21.反響音
22.デート
23.「女の子・です・よ!」
24.ダンス

第四部 珍しい体験
25.盲についてよく知らない人の,盲の人への反応
26.立候補者
27.シルビア女王
28.クロード・ペッパー

第五部 半生を振り返って
29.献身の源と,成功の要素
30.見えない生活を楽しむ
31.盛り上がる期待

巻末資料
  付録A
  付録B
  文献

訳者あとがき


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