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 第一次世界大戦とイギリス女性作家たち西部戦線異状あり

西部戦線異状あり 第一次世界大戦とイギリス女性作家たち

河内恵子 :編著
A5判 312ページ 上製
定価:4,000円+税
ISBN978-4-7664-1848-4 C3098
奥付の初版発行年月:2011年08月 / 発売日:2011年08月中旬

内容紹介

第一次世界大戦は女性の社会進出の契機にもなり、さまざまな新しい価値観がもたらされた。
本書に取り上げられたイギリスの女性作家たちは、必ずしも第一次世界大戦をテーマに筆を執っているわけではない。しかし、戦争の時代を生きたすぐれた女性作家たちのその作品からはトラウマティックな戦争体験が透けて見える。そしてむしろその声は直接的に戦争に関わらざるをえなかった男たちよりも雄弁でさえある。
イギリスを代表する8人の女性作家たちの、それぞれの第一次世界大戦を気鋭の研究者が読み解く。

著者プロフィール

河内恵子 (カワチケイコ)

慶應義塾大学文学部教授、日本ワイルド協会会長

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに戦争ありき 河内恵子

空白の戦争を求めて—『歯科記録』への寄稿から読むドロシー・リチャードソンの『遍歴』 大道千穂

女たちの戦争—レベッカ・ウェストの『兵士の帰還』を読む 大道千穂

二人目のジェイコブ—ヴァージニア・ウルフの『ジェイコブの部屋』を読む 出渕敬子

不在の戦争、あるいは享楽の反復—キャサリン・マンスフィールドの「至福」を読む 遠藤不比人

心に開いた生の傷—メイ・シンクレアの『ロマンティック』を読む 遠藤不比人

「戦争は私の信念を裏切り、私の愛を嘲った」—ヴェラ・ブリテンの『青春の遺言書』と『暗い満ち潮』を中心に 上田敦子

中間地帯(ノーマンズランド)という居場所—ラドクリフ・ホールの『孤独の泉』を読む 河内恵子

母と娘が紡ぐ残酷物語—ヘレン・ゼナ・スミス『西部戦線異状あり—戦争の継子たち』を読む 河内恵子

戦争という歴史/物語—21世紀の今、第一次世界大戦文学は? 河内恵子


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