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 独立自主外交と中韓国交正常化中国の朝鮮半島政策

中国の朝鮮半島政策 独立自主外交と中韓国交正常化

A5判 366ページ 上製
定価:4,200円+税
ISBN978-4-7664-1783-8 C3031
奥付の初版発行年月:2010年10月 / 発売日:2010年10月下旬

内容紹介

▼中韓国交正常化への道のりとは何であったか?
それは単純な二国間関係の正常化ではなく、同時にそれぞれの同盟者であり、敵対者である北朝鮮との関係の大きな変化を意味していた。
▼中国の朝鮮半島政策の調整プロセスという視点から、冷戦後の中韓国交正常化とそこに至るまでの過程について考察し、鄧小平期以降の中国の外交政策の変化と、東アジア国際関係におけるその意味を探る、注目の一冊。

著者プロフィール

李 成日(リ セイニチ)

(韓国)東西大学国際学部専任講師・(中国)北京師範大学政府管理研究所客員研究員

上記内容は本書刊行時のものです。

李成日(Li Chengri / り せいにち)

(韓国)東西大学国際学部専任講師・(中国)北京師範大学政府管理研究所客員研究員

1971年 中国・延辺(龍井)に生まれる。

1995年 北京大学政治学・行政管理学部(現・政府管理学院)政治学専攻卒業。

2000年 北京大学国際関係学院アジア・アフリカ研究所国際政治専攻修士課程修了。

2007年 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。

2008年 慶應義塾大学大学院法学研究科法学博士(法学)学位を取得。

    慶應義塾大学法学部訪問研究員、韓国東西大学國際学部招聘講師などを経て2009年より現職。


目次

序 章
第一節 本書の問題意識 
第二節 研究動向について
第三節 研究資料について 
第四節 本書の構成 

第一章 背景—中国と朝鮮半島の伝統的関係
 はじめに
 第一節 抗日戦争・国共内戦期の中朝関係 
 第二節 「連ソ反米」外交期の中朝関係  
 第三節 「反米反ソ」外交期の中朝関係   
 第四節 「連米反ソ」外交期の中朝関係    
 おわりに 

第二章 中国の独立自主外交路線と対韓関係の萌芽—対立から接触・交流へ
 はじめに 
 第一節 独立自主外交路線の樹立  
 第二節 中韓接触のはじまり—中国民航機ハイジャック事件の交渉   
 第三節 対韓関係の新しい展開 
 第四節 対朝関係の微妙な調整 
 おわりに

第三章 中国の改革・開放と中韓経済関係の形成—交流から協力へ
 はじめに 
 第一節 改革・開放の進展と中韓経済交流の展開   
 第二節 韓国の北方政策の展開と対中関係改善   
 第三節 中韓経済協力関係の形成—中韓民間貿易代表部の設置合意 
 第四節 中朝関係調整の深化 
 おわりに

第四章 朝鮮半島の現状承認と中韓相互協力の展開 
 はじめに 
 第一節 中ソ関係の正常化と朝鮮半島の緊張緩和 
 第二節 朝鮮半島の現状承認と中国外交
        —南北朝鮮の国連同時加盟への中国の支持   
 第三節 中韓国交正常化の環境醸成 
 第四節 中朝同盟関係の変容 
 おわりに 

第五章 朝鮮半島政策の調整と中韓国交正常化 
 はじめに
 第一節 国交樹立の背景
 第二節 国交樹立の交渉過程    
 第三節 北朝鮮への説明外交  
 第四節 国交正常化の歴史的な意味 
 おわりに 

終 章 

参考文献 


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