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 これからの日本医療への提言アメリカと日本の臨床医療

アメリカと日本の臨床医療 これからの日本医療への提言

A5判 232ページ 上製
定価:3,400円+税
ISBN978-4-7664-1778-4 C3047
奥付の初版発行年月:2010年09月 / 発売日:2010年09月中旬

内容紹介

米国在住開業医が提言する日本医療改革案。
▼オバマ政権の下、国民皆保険制度導入という歴史的な変化が起きているアメリカの医療。25年にわたり、米国開業医という立場から変わりゆくアメリカ医療の現場を見つめ続けた著者が、自身の体験と実証データの双方を活かして、日米の臨床医療、そしてその背後にある医療制度の違いについて比較し、これからの日本医療への政策提言を行う。
▼「プライマリーケア」「ナースプラクティショナー」など、“聞いたことはあるけど意味がわかりにくい”医療用語についても丁寧に解説。

著者プロフィール

北野正躬(キタノマサミ)

神経学専門医。1930年、東京に生れる。1954年、慶應義塾大学医学部卒業。国立東京第二病院にてインターンの後、脳神経外科に入局、脳循環の研究で医学博士。1969年、UCLAでNeurology Resident California State Board(カリフォルニア州医師免許証)、Diplomate in Neurology、American Board of Psychiatry &Neurology(神経学専門医)を取得。1974年より、Neurology(神経学)専門医として、ロスアンゼルス郊外にて開業。2000年の引退以後、アメリカと日本に滞在し、日米医療制度の相違を研究。講演、著述などを行う。

上記内容は本書刊行時のものです。

北野正躬(きたの まさみ)

神経学専門医。1930年、東京に生れる。1954年、慶應義塾大学医学部卒業。国立東京第二病院にてインターンの後、脳神経外科に入局、脳循環の研究で医学博士。1969年、UCLAでNeurology Resident California State Board(カリフォルニア州医師免許証)、Diplomate in Neurology、American Board of Psychiatry &Neurology(神経学専門医)を取得。1974年より、Neurology(神経学)専門医として、ロスアンゼルス郊外にて開業。2000年の引退以後、アメリカと日本に滞在し、日米医療制度の相違を研究。講演、著述などを行う。

目次

はじめに

Ⅰ アメリカの医療の制度と実態
アメリカの開業医、開業の形態
アメリカでの医師の不足はプライマリーケアの不足
医師不足への対策
E-Medicine
病院と医療施設:医療の機能分化と施設の多様化   
オープンシステムのアメリカの病院形態 
腫瘍検討会 がん患者へのアプローチ
救急医療
病院薬剤師責任     
医療機関認定組織
その他の医療提供者 

Ⅱ 医学教育と免許の更新
医学教育 医学部学生の入学基準           
国家試験と医師免許
医師免許証の更新と生涯教育    
専門医(認定医)の制度       
専門医の資格維持試験
アメリカ医師会
アメリカと違う日本の医師会  
アメリカの学会の役割 

Ⅲ 脳死と臓器移植、生命倫理と末期医療
判定の基準
臓器移植との関係
終末医療
倫理委員会の役割   
緩和治療 とホスピスケア 
チューブ栄養   
在宅看護
アルツハイマー病と終末期の医療費
尊厳死と安楽死
疼痛と鎮痛剤
終末医療のこれからの展望
高齢者の認知症
 
Ⅳ 医師過誤と医療訴訟   
医療過誤の発生頻度
リスクマネージメント
アメリカの裁判制度
医療訴訟の賠償金額
医療過誤保険金                 
医師と患者の関係
カルテの開示と管理
診療明細書(レセプト)の開示
医療事故の開示   
医師の行政処分の公開   

Ⅴ 医療費と医療保険制度   
高騰する医療費 
過剰、贅沢診療 への批判と反省
医療の格差 
ライフスタイルの改善こそ予防、そして医療費の節約 
アメリカ病―肥満と体重過多 
計り知れない煙草の害
医療費のGDPへの比率                      
アメリカ人医師の収入
公的保険 
会員制管理医療保険の台頭-
無保険者 
医療改革への道のり
オバマ政権の医療改革

Ⅵ 提言
  
おわりに

文献
参考図書


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