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幕末・維新期の行政的連続性開拓使と幕臣

開拓使と幕臣 幕末・維新期の行政的連続性

B7 262ページ 上製
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-7664-1610-7 C3021
奥付の初版発行年月:2009年04月 / 発売日:2009年04月上旬

内容紹介

日本行政の歴史的転換点を北に探る
▼江戸幕府から明治政府への政権交代が、蝦夷地/北海道の統治にもたらしたものは何か。行政実務に携わった中・下級官僚は、新しい時代に対応することができたのか。文書館に眠る厖大な史料を読み解き、政治過程の解明を重視する従来の研究が見落としてきた視点から、近世・近代移行期における日本行政の人的・機能的連続と変容に迫る力作。


門松秀樹(かどまつ ひでき)
常磐大学非常勤講師、博士(法学)。
1974年生まれ。2006年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。
主要業績(いずれも共著)
『日本行政の歴史と理論』芦書房、2004年
『近代日本の政治』法律文化社、2006年
『近代日本の政治意識』慶應義塾大学出版会、2007年
『戦時日本の国民意識—国策グラフ誌『写真週報』とその時代—』慶應義塾大学出版会、2008年

目次

はじめに

第一部 行政機関の機能と運営の実態
 一 蝦夷地統治と箱館奉行所
 二 箱館府による民政
 三 箱館府による外政

第二部 開拓使における旧幕臣登用実態の分析
 四 開拓使における旧幕臣登用の実態
 五 開拓使における箱館奉行所吏員の中継性
 六 箱館戦争と旧幕臣——戦後処理を中心として

おわりに
参考史料・文献
あとがき
索引


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