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高度産業社会と構造的疎外

高度産業社会と構造的疎外

A5判 488ページ 上製
定価:6,800円+税
ISBN978-4-7664-1599-5 C3036
奥付の初版発行年月:2009年03月

内容紹介

人間と社会の懸隔を解き明かす。
高度産業社会は、人びとに〈豊かさ〉を提供する代償として、社会への従属を強い、人間を役割人間として扱う。著者はここに生じる人間と社会の懸隔を「構造的疎外」と名付け、社会の抑圧性からの解放を目指す。高度産業社会がおよぼす、人間に対する構造的な影響を解き明かそうとする試み。


三浦雄二
慶應義塾大学名誉教授
1942年生
1965年慶應義塾大学商学部卒業
1969年慶應義塾大学商学部助手、1975年助教授を経て、1989年より教授、「産業社会学」等を担当、2008年定年退職

目次

第一章 <豊かさ>の背後で
 第一節 高度産業社会の<豊かさ>
 第二節 社会の秩序とシステム性
 第三節 社会による管理の発生 

第二章 制度的構造の仕組み化
 第一節 制度的構造の自律的確立
 第二節 秩序化の特色と仕組み性
 第三節 管理的様相の構造的基盤 

第三章 企業による仕組みの媒介
 第一節 企業の役割関係の形式化
 第二節 企業の秩序の正当性
 第三節 管理的様相の制度的土壌

第四章 社会的生活圏への仕組みの侵入
 第一節 社会的生活圏の構造性
 第二節 日常的な秩序の所与性
 第三節 管理的様相の滲出

第五章 行為に対する仕組みの制約
 第一節 行為の構造的側面の強化
 第二節 行為への社会秩序の影響
 第三節 管理的様相の拡がりの中で


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