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 基礎技法と応用事例国際資金循環分析

慶應義塾大学産業研究所叢書
国際資金循環分析 基礎技法と応用事例

A5判 386ページ 上製
定価:3,800円+税
ISBN978-4-7664-1529-2 C3333
奥付の初版発行年月:2008年08月

内容紹介

国境を越え瞬時に世界を駆けめぐる資金循環の実態を解明する。
▼1997・98年のアジア通貨危機以降に急速に整備が進んでいる国際資金循環表など最新の各種統計資料をもとに、クールノー・モデル分析やパネルデータ分析などの手法を駆使して、今日の国際的な資金の流れを解明する。
▼データ収集の基礎から高度な分析技法まで最新の研究成果に基づく世界初の技法書。当該分野の研究者・大学院生必読の書。


辻村 和佑(つじむら かずすけ)
慶應義塾大学経済学部教授
主要業績に、『資産価格と経済政策——北欧学派とケインズの視点』(東洋経済新報社、1998年)、『資金循環分析——基礎技法と政策評価』(共著、慶應義塾大学出版会、2002年)、『資金循環分析の軌跡と展望』(編著、慶應義塾大学出版会、2004年)他多数。

辻村 雅子(つじむら まさこ)
慶應義塾大学産業研究所研究員
主要業績に、『環境分析用産業連関表』(共著、慶應義塾大学出版会、2001年)、『資金循環分析——基礎技法と政策評価』(共著、慶應義塾大学出版会、2002年)他多数。

目次

はじめに

第I部 国際資金循環
第1章 国際資金循環分析の基礎資料
 1 はじめに
 2 貸借対照表形式の国際資金循環統計
 3 金融連関表形式の国際資金循環統計
 4 おわりに

第2章 国際資金循環分析の理論の系譜
 1 はじめに
 2 貿易理論の拡張
 3 ポートフォリオ理論の拡張
 4 グラヴィティ・モデル
 5 おわりに

第3章 混合効果モデルによる欧州通貨統合のパネルデータ分析
 1 はじめに
 2 データについて
 3 分析方法
 4 推定結果
 5 おわりに

第4章 対外資産負債マトリクスのクールノー・モデル
 1 はじめに
 2 二国モデル
 3 多国モデルへの拡張
 4 多国モデルの評価
 5 おわりに

第II部 資金循環の地域比較
第5章 資金過不足と金融資産負債差額の国際比較
 1 はじめに
 2 貯蓄投資バランスの理論的意義
 3 資金循環表の国際比較
 4 資金過不足と金融資産負債差額
 5 貯蓄投資不均衡の決定要因
 6 おわりに

第6章 ユーロ圏諸国の金融構造の類似性に関するパネルデータ分析
 1 はじめに
 2 ユークリッド平方距離の観察
 3 金融構造の決定図式
 4 推定結果
 5 おわりに

第7章 日本の地域資金循環構造の分析
 1 はじめに
 2 統計資料について
 3 分析方法
 4 分析結果
 5 おわりに

第III部 金融政策の資金循環分析
第8章 共通通貨ユーロとユーロシステムの資金循環分析
 1 欧州の共通通貨制度
 2 統計資料
 3 ユーロシステムの金融市場調節
 4 おわりに

第9章 外国為替平衡操作と不胎化政策の資金循環分析
 1 はじめに
 2 外国為替平衡操作と金融市場調節
 3 統計資料とその加工
 4 分析方法
 5 推定結果
 6 おわりに

終章 日本と米国が象徴する地球規模の資金偏在

補章 パネルデータ分析概説
 1 パネルデータ分析における推定
 2 パネルデータ分析における検定

参考文献
索引


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