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東アジア地域秩序と共同体構想

日韓共同研究叢書21
東アジア地域秩序と共同体構想

A5判 384ページ 上製
定価:4,000円+税
ISBN978-4-7664-1344-1 C3331
奥付の初版発行年月:2009年03月

内容紹介

▼東アジアの地域秩序と経済ネットワークの将来像とは? 
▼変化する東アジア情勢の下、地域の安全保障的課題、ガバナンスの現状と将来的展望を日本・中国・ロシア・韓国を中心に地域の専門家が考察した論考集。
▼1995年に発足し、2004年まで9年間にわたり、7つの分野で共同研究を実施。日韓両国の人文・社会科学分野の研究者が結集した研究成果が、本巻の第21巻でいよいよ完結する。


小此木 政夫(OKONOGI MASAO) *編者
慶應義塾大学法学部教授。
1945年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。同大学院法学研究科博士課程修了。
法学博士(慶應義塾大学)。
専門は、韓国・北朝鮮の国内政治、北東アジアの国際政治。
慶應義塾大学助教授、ハワイ大学朝鮮研究センター客員研究員、ジョージ・ワシントン大学中ソ研究所客員研究員などを経て、1985年より現職。
主著に、『朝鮮戦争』(中央公論社、1986年)、『金正日時代の北朝鮮』(編著、日本国際問題研究所、1999年)、『市場・国家・国際体制(日韓共同研究叢書4)』(共編、慶應義塾大学出版会、2001年)、『北朝鮮と人間の安全保障』(共編、慶應義塾大学出版会、2009年)他。


文 正 仁(MOON CHUNG‐IN) *編者
延世大学校政治学科教授。
1951年生まれ。延世大学校哲学科卒。
政治学博士(メリーランド州立大学)。
専門は、政治経済。
延世大学校国際学大学院院長などを経て、1994年より現職。2004年より大統領諮問東北アジア時代委員長も務める。
主著に、『韓半島統一ハンドブック』(韓国経済研究院、2003年)、『国家情報論』(博英社、2002年)、他。

尹 徳 敏(YUN DUK‐MIN)
外交安保研究院教授。
1959年生まれ。韓国外国語大学校政治外交学科卒。
法学博士(慶應義塾大学)。
専門は、国際政治学。
外交安保研究院助教授、同副教授を経て、2000年から現職。
主著は、『対北朝鮮核交渉の顛末』(ヘル出版、1995年)、『現代韓日関係資料集』(オルム、ソウル、2004年)、他。

河 英 善(HA YOUNG‐SUN)
ソウル大学校外交学科教授。
1947年生まれ。ソウル大学校外交学科卒。
政治学博士(ワシントン大学)。
専門は、国際政治。
ソウル大学校外交学科助教授、副教授などを経て、1991年より現職。
主著に、『韓半島の戦争と平和』(清渓、1989年)、『韓半島の核武器と世界秩序』(ナナム、1991年)、『21世紀韓国外交の大戦略』(ナナム、2006年)他。

国分 良成(KOKUBUN RYOSEI)
慶應義塾大学法学部長兼同大学大学院法学研究科委員長。
1953年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。同大学院j法学研究科博士課程修了。
法学博士(慶應義塾大学)。
専門は、現代中国論、東アジア国際関係。
慶應義塾大学法学部専任講師・同助教授を経て、1992年より現職。
主著に『現代中国の政治と官僚制』(慶應義塾大学出版会、2004年、2004年度サントリー学芸賞受賞)、『中国の統治能力』(編著、慶應義塾大学出版会、2006年)、他。

横手 慎二(YOKOTE SHINJI)
慶應義塾大学法学部教授。
1950年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。同大学大学院博士課程単位取得退学。
専門は、ロシア政治外交史。
在ソ連日本大使館専門調査員、佐賀大学助教授、慶應義塾大学法学部助教授などを経て1995年より現職。
主著に『日露戦争史』(中央公論新社、2005年)、『現代ロシア政治入門』(慶應義塾大学出版会、2005年)、他。

全 在 晟(CHUN CHAE‐SUNG)
ソウル大学校外交学科教授。
1965年生まれ。ソウル大学校外交学科卒。
政治学博士(ノースウェスタン大学)。
専門は、国際政治理論。
ソウル大学校、延世大学校、中央大学校時間講師、淑明女子大学校政治行政学部助教授などを経て、2003年より現職。
主著に、「韓半島(朝鮮半島)平和体制—南北韓の構造と政策の比較検討」『韓国と国際政治』(第22巻1号、2006年)、「米国ブッシュ政権の変換外交—情報化時代の帝国的知識外交の登場」『国家戦略』(第12巻4号、2006年)他。

深川 由起子(FUKAGAWA YUKIKO)
早稲田大学政治経済学部教授。
1958年生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。
修士(Yale大学)。
専門は、東アジア経済論。
日本貿易振興会(JETRO)、(株)長銀総合研究所、青山学院大学経済学部教授、東京大学院総合文化研究科教授などを経て、2006年より現職。
主著に『韓国・先進国経済論』(日本経済新聞社、1997年)、『東アジア共同体の構築2巻・経済共同体への展望』(共著、岩波書店、2007年)、Korea-Japan FTA: Toword a Model Case for East Asian Economic Interegration (KIEP、2005)他。

咸 在 鳳(HAHM CHAI‐BONG)
ランド研究所主席政治学者。
1958年生まれ。カールトン大学経済学科卒。政治学博士(Johns Hopkins Univ.)。
専門は、政治哲学、韓国政治。
延世大学校政治外交学科教授、パリユネスコ本部社会科学政策局長、南カリフォルニア大学政治学科教授・韓国学研究所長などを経て、2007年より現職。
主著に、『儒教民主主義、なぜ&どのように』(伝統と現代、2000年)、『韓国の保守主義』(人間サラン、1999年)、South Korea's Miraculous Democracy(Jurnal of Democracy, July, 2008 Vol. 19, No. 3, pp. 128-142)、他。

金 錫 根(KIM SEOG‐GUN)
延世大学校政治外交学科教授。
1959年生まれ。延世大学校政治外交学科卒。
文学博士(韓国学中央研究院)。
専門は、韓国政治思想史。
高麗大学校亜細亜問題研究所韓国政治思想研究室長、延世大学校国学研究院研究教授を経て、2003年より現職。
主著に、『韓国政治思想史』(共著、白山書堂、2005年)、『福本和夫の思想』(共著、こぶし書房、2005年)他。

徐 承 元(SUH SEUNG‐WON)
高麗大学校日語日文学科副教授。
1966年生まれ。高麗大学校日語日文学科卒。
法学博士(慶應義塾大学)。
専門は、政治学。
高麗大学校BK21東アジア教育研究院、亜細亜問題研究所研究助教授、関東学院大学法学部教授などを経て、2007年より現職。
主著に、『日本の民主主義—変わる政治、変わる政治学』(共著、慶應義塾大学出版会、2008年)、『中国の統治能力』(共著、慶應義塾大学出版会、2006年)、他。

目次

第一章 核兵器との奇妙な共存——朝鮮半島の地域秩序 (小此木政夫)
第二章 韓国の戦略的選択
        —新しい外交安保政策の模索 (尹 徳 敏)
第三章 米国のグローバル・ガバナンスと北東アジア (河 英 善)
第四章 日本の対中姿勢変化とその構造的背景 (国分 良成)
第五章 ロシアと東アジアの地域秩序 (横手 慎二)
第六章 北東アジア安全保障共同体の現在と未来 (全 在 晟)
第七章 日韓の地域主義(リージョナリズム)と「東アジア共同体」の形成(深川由起子)
第八章 東アジアの文化的同質性と多様性、そしてアイデンティティ
        —「文化共同体」構想のための予備的考察 (咸 在 鳳・金 錫 根)
第九章 東アジア共同体構想—その機会と挑戦  (文 正 仁・徐 承 元)


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