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遠藤周作

遠藤周作

四六判 302ページ 上製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-7664-1290-1(4-7664-1290-7) C95
奥付の初版発行年月:2006年10月

内容紹介

遠藤周作、没後10年。
30年間師弟として親しく交わった著者が書き下ろした遠藤周作の初の本格的評伝。
誕生から死の瞬間まで——。未公開新資料を交えて、丹念に描かれる遠藤周作の世界。


加藤宗哉(かとう むねや)
作家。1945年生れ。慶應義塾大学経済学部卒。慶應義塾大学文学部非常勤講師、東京工芸大学芸術学部非常勤講師。1997年より「三田文学」編集長。学生時代、遠藤周作編集の「三田文学」に参加、同誌に載った小説が「新潮」に転載され、作家活動に入る。著書に、『モーツァルトの妻』(PHP文庫、1998年)、『遠藤周作おどけと哀しみ——わが師との三十年』(文藝春秋、1999年)、『愛の錯覚 恋の誤り——ラ・ロシュフコオ「箴言」からの87章』(グラフ社、2002年)ほか。

目次

序 章 女運
第一章 母と息子 
大連
第二章 劣等生 
神戸・西宮
第三章 契約と裏切り
第四章 仁川・経堂
第五章 リヨン留学 
『作家の日記』から
第六章 フランソワーズ
断 章 五十八歳・郁 
もう一枚の写真
第七章 秘密 
『沈黙』とフランソワーズ
第八章 狐狸庵


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