折口学が読み解く韓国芸能 まれびとの往還
B7 336ページ 上製
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7664-1250-5(4-7664-1250-8) C3039
奥付の初版発行年月:2006年05月 / 発売日:2006年05月上旬
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7664-1250-5(4-7664-1250-8) C3039
奥付の初版発行年月:2006年05月 / 発売日:2006年05月上旬
内容紹介
あらためて折口学とは何かを問う。
折口学を通して、韓国の芸能・民俗を考察し、韓国の民俗に新しい解釈を加え、折口の芸能学そのものを広げた画期的研究。
伊藤好英(いとう よしひで)
慶應義塾高校教諭、慶應義塾大学講師。
1948年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。文学博士。専攻は、日本芸能史・韓国芸能史。
主要著作として、『折口信夫全集』全37巻 別冊4巻(共編、中央公論新社、1995年〜)「日韓の「祭り」の比較」(『神話・宗教・巫俗』風響社、2000年)、「神と祭りの庭」(『南島研究と折口学』)桜楓社、1990年)、「まれびとの基本的性格について」(『折口信夫まれびと論研究』桜楓社、1983年)など。
目次
序章 折口学が読み解く韓国芸能
1 拡大する折口芸能史
2 これまでの研究
3 新たなる領域
I 折口芸能史とは何か
1 その成立
2 その内容
3 その思想
II 折口学と韓国
1 言語学研究
2 比較民俗学
III まれびと論とよりしろ論
1 「まれびと」の基本的性格
2 「まれびと」ということば
3 「よりしろ」の意義
IV 韓国の民俗に見る「まれびと」
1 村落祭儀に見る「まれびと」
2 国家祭儀に見る「まれびと」
3 「ほかひびと」の様相
V 韓国の民俗に見る「よりしろ」
1 村落祭儀に見る「よりしろ」
2 国家祭儀に見る「よりしろ」
終章