大学出版部協会

 

戦後日韓関係の展開

日韓共同研究叢書14
戦後日韓関係の展開

A5判 334ページ 上製
定価:4,000円+税
ISBN978-4-7664-1110-2(4-7664-1110-2) C3331
奥付の初版発行年月:2005年12月

内容紹介

冷戦以降の朝鮮半島をめぐる外交政策、市場開放と貿易協定、日韓の相互認識などの側面から両国の関係を論じる。保守化と緊張関係に揺れる日韓関係のゆくえを考察する。


小此木政夫(おこのぎ まさお)
慶應義塾大学法学部教授。法学博士(慶應義塾大学)。 1945年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。専門は、韓国・北朝鮮の国内政治、北東アジアの国際政治。著書・論文に、『朝鮮戦争』(中央公論社、1987年)、『金正日時代の北朝鮮』(編著、日本国際問題研究所、1999年)、『市場・国家・国際体制』(共編、慶應義塾大学出版会、2001年)など。

張 達 重(ちゃんだるじゅん)
ソウル大学校政治学科教授。1948年生まれ。ソウル大学校政治学科卒。政治学博士(カリフォルニア州立大学)。専門は、比較政治、北朝鮮政治、日本政治。西江大学校教授、統一部政策諮問委員などを務める。1990年より現職。主著に、『日本は回生するのか』(三星経済研究所、ソウル、2003年)、『金正日体制の北朝鮮-政治・外交・経済・思想(韓日共同研究叢書1)』(共著、高麗大学校アジア問題研究所出版局、ソウル、2004年)、他。

木宮正史(きみや ただし)
東京大学大学院総合文化研究科助教授。1960年生まれ。東京大学法学部卒。政治学博士(高麗大学校)。専門は韓国政治外交史。法政大学法学部助教授を経て、1996年より現職。その間、ハーバード大学イェンチン研究所訪問研究員を歴任。主著に、『韓国-民主化と経済発展のダイナミズム』(ちくま新書、 2003年)、『市場・国家・国家体制(日韓共同研究叢書4)』(共著、慶應義塾大学出版会、2001年)、他。

倉田秀也(くらた ひでや)
杏林大学総合政策学部教授。1961年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。法学修士(慶應義塾大学)。専門は、国際政治学、比較政治学、韓国政治外交史。日本国際問題研究所研究員などを経て、2005年より現職。主著に、『市場・国家・国家体制(日韓共同研究叢書4)』(共著、慶應義塾大学出版会、 2001年)、『大量破壊兵器の軍縮論』(共著、信山社、2004年)、他。

李 元 徳(りうぉんでぐ)
国民大学校国際学部副教授。 1962年生まれ。国際経済学博士(東京大学)。専門は日本政治外交、韓日関係論。ソウル大学校国際大学院特別研究員、世宗研究所研究委員などを経て、 1998年より現職。主著に、『韓日過去史処理の原点』(ソウル大学校出版部、ソウル、1996年、『動揺する日本の神話』(共著、知識マダン、ソウル、 2002年)、他。

孫 洌(そんゆる)
中央大学校国際大学院副教授。1961年生まれ。ソウル大学校国語教育学科卒。政治学博士(シカゴ大学)。専門は、日本および東アジアの政治経済。東京大学社会科学研究所外国人研究員などを経て、1999年より現職。主著に、『日本-成長と危機の政治経済』(ナナム出版、ソウル、2004年)、Japanese Industrial Governance(Routledge Press,2005)他。

磯崎典代(いそざき のりよ)
学習院大学法学部教授。1962年生まれ。東京大学教養学部卒。学術修士(東京大学)。専門は韓国政治。東京大学教養学部助手、学習院大学法学部助教授などを経て、1999年より現職。主著に、The State and NGOs:Perspective from Asia(Coauthored Institute of Southeast Asian Studies,2002)、他。

林 夏生(はやし なつお)
富山大学人文学部教授。学術修士(東京大学)。1970年生まれ。東京大学教養学部卒。専門は国際関係論。富山大学人文学部講師、早稲田大学政経学部、東京大学大学院総合文化研究科非常勤講師を経て、2003年より現職。主著に、「韓国の文化交流政策と日韓関係」『国際文化交流の政治経済学』(平野健一郎編、勁草書房、1999年)他。

尹 徳 敏(ゆんどくみん)
外交安保研究院教授。1959年生まれ。韓国外国語大学校政治外交学科卒。法学博士(慶應義塾大学)。専門は、国際政治学。外交安保研究員助教授、同副教授を経て、2000年から現職。主著に、『対北朝鮮核交渉の顛末』(ヘル出版、ソウル、1995年)、『現代韓日関係資料集』(オルム、ソウル、2004 年)他。

目次

序論 日韓関係の新しい地平
 ——「体制摩擦」から「意識共有」へ——        小此木政夫

第一章 グローバル化と民族主義化の流れの中の日韓関係  張 達 重
 ——相互軽視(mutual passing)的流れに対する考察——

第二章 韓国外交のダイナミズム             木宮 正史
 ——特に一九七〇年代初頭の変化を中心に——

第三章 韓国の国防産業育成と日米韓関係         倉田 秀也
 ——「韓国条項」後の安全保障関係の再構築——

第四章 構造転換期の日韓関係——争点と課題——     李 元 徳

第五章 日本の対韓市場開放の政治経済          孫   洌
 ——外圧・市場・制度——

第六章 日韓自由貿易協定をめぐる論議の展開       礒崎 典世

第七章 大衆文化交流から見る現代日韓関係        林  夏生
 ——韓国の「日本大衆文化開放政策」と日本での「韓流」現象を手がかりに—— 


第八章 二一世紀日本外交と韓日関係           尹 徳 敏


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