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滞郷音信

滞郷音信

A5変型判 204ページ 上製
定価:2,500円+税
ISBN978-4-7664-0988-8(4-7664-0988-4) C95
奥付の初版発行年月:2003年05月

内容紹介

響き合う、誌と誌的随筆。
詩人として出発した若き日の全詩作品と、詩をめぐるエッセイを収める。小説に詩的感性を燦かせた田久保文学の原風景を映し出す、鮮やかな詩文集。


小説家。1928年、東京・浅草生まれ。1948年慶應義塾大学文学部予科入学後、山川方夫、若林真、桂芳久らを知り、同人雑誌「文学共和国」や「三田文学」などへ詩を発表。その後、小説に転じ、「解禁」、「睡蓮」が芥川賞候補作となる。1969年、「深い河」により第61回芥川賞受賞。2001年4月逝去。

目次


I 詩集 滞郷音信

紫水晶
切子
滞郷音信
霊柩
空中手棲
冬の獲物
晴天を頌へる



死者の庭
空のなかに
(無題)
(無題)
青い風
(無題)

II 時間の旅

水脈
花たちの声
汲みつくせない深い井戸
若い日の私—「三田文学」再刊のころ
銀座の編集室
定めなき世に

木目礼讃
  一つの板切れ 走る湯 巻貝 少女
時間の旅
「青い河馬」のこと
ある再会
海の花火
天職について
桜待つ日々
墨岸の夏
北浅間の秋
野の手招き
彼岸の対話

わが愛するうた「悪の華」
ボードレエル的宇宙 わが読書遍歴
野生の雅び
美への彷徨
揺れの詩
俳句と生の架け橋
  静かな凝視 振幅のゆたかさ 響きあう語句 遠く包む感情
  平静な心の坐り
古都の朝
物語を担う歌人

不可視なものへの試み

初出一覧
年譜
あとがき 田久保美世子


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