大学出版部協会

 

戦略的ネゴシエーション

ストラテジック・コミュニケーションシリーズ4
戦略的ネゴシエーション

B7 230ページ 並製
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-7664-0940-6(4-7664-0940-X) C2334
奥付の初版発行年月:2003年08月 / 発売日:2003年08月上旬

内容紹介

ビジネスコミュニケーションの諸能力を段階的に身に付けられる「ストラテジックコミュニケーションシリーズ」第4巻。
本巻では「ビジネスは折衝である」(ドッラカー)とまでいわれている社内外の折衝(ネゴシエーション)に焦点を当て、いかに相手・顧客を「説得」へ導いていくかの戦略を詳しく解説。「フェアプレイの精神」と「リーダーシップの確立」を軸に理想的な折衝方法のケースを具体的に提示します。


(株)日米コミュニケーションセンター代表取締役・所長。1966年国際基督教大学大学院修士課程修了(国際行政学)。1983年南カリフォルニア大学コミュニケーション学科Ph.Dコース修了。同大学で非常勤講師、ディベートコーチを務める。数々の企業で異文化ビジネスコミュニケーションのセミナーの企画・主催、海外ビジネスマネジメント構築のためのリサーチとコンサルティングを行っている。

目次



本書の目的
Part1:社内折衝1:原則とリーダーシップの確立
イントロダクション
A.社内折衝の五原則
1.""""The Best Plan/Price""""の提示から
2. 情報の共有化
3. 相手の立場に立つ
4. リーダーシップの確立
5. 折衝の「流れ」の構築
B.リーダーシップの確立のために
〜問題解決を目的とする社内折衝
1. 現状の分析:折衝目的の確認
2.現状変更の訴え:目的の意義・重要性の認識
3.意思決定:何がベストか
4.期待成果の確認:説得の材料
5.役割の決定:スケジュールの作成

Part2:社内折衝2:根回しと説得の戦略
イントロダクション
A.「根回し」の基本事項
1.「根回し」をする動機
2.「根回し」の目的
3.「根回し」の準備と実行
4.「根回し」で回避すべきこと
B.説得の戦略
1.一般原則
2.説得のコミュニケーション

Patt3:社内折衝3:ケーススタディ
イントロダクション
A. シャトル外交/Shuttle Diplomacy
1.シャトル外交の動機と目的
2.シャトル外交の原則
3.リーダーシップの確立
4.説得の方法
5.スケジュールの決定
B.柔軟対応戦略:マネジメントグリッドの応用
1. 1.1型:傍観者的リーダーシップ
2. 1.9型:平和共存的リーダーシップ
3. 5.5型:妥協的リーダーシップ
4. 9.1型:強制的・権力的リーダーシップ
5. 9.9型:理想的リーダーシップ

Part4.社外折衝1:フェアプレイ精神と折衝の七大原則
A.社外折衝におけるフェアプレイ精神
1.""""The Best Plan/Price""""の提示から
2.冒頭で判断情報を伝える
3.顧客の立場になる
4.テーマは常にひとつ
5.データの出典は明らかに
6.個人攻撃はしない
7.常に正直に
B.社外折衝における七大原則
1.折衝では情報を集める
2.折衝はいつも顧客の立場から
3.折衝の前に十分な知識とデータを準備する
4.折衝では必ずリーダーシップをとる
5.折衝とは説得にあり
6.折衝では""""Win-Win Relationship""""を保つ
7.折衝では信頼を獲得する
C.言葉づかい・態度も大切

Part5.社外折衝その2:セールス・マーケティングのモデル
イントロダクション
A.「セールス・マーケティングの基本的モデル」
1.顧客満足のセールス
2.提案型セールス
3.顧客期待のセールス
B.「リレーションシップ・マーケティング&セールス」

Part6.社外折衝その3:顧客の分析と折衝パターンの決定
イントロダクション
A.顧客の分析
1.「テロリスト客」の特徴
2.「人質客」の特徴
3.「傍観者客」の特徴
4.「有閑マダム客」の特徴
5.「伝導師客」の特徴
B.折衝パターンの決定
1.行動重視型営業
2.提案型営業
3.適応奉仕型営業
4.ワークショップ型営業

Part7.社外折衝4:説得の戦略
イントロダクション
A.折衝の流れの構築
1.折衝の雰囲気づくり
2.情報の収集
3.折衝項目の決定
4.必要のアッピール
B.説得の基本戦略


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