大学出版部協会

 

戦略家への道

ストラテジック・コミュニケーションシリーズ1
戦略家への道

B7 196ページ 並製
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-7664-0937-6(4-7664-0937-X) C2334
奥付の初版発行年月:2002年11月 / 発売日:2002年11月上旬

内容紹介

プレゼンテーション、社内折衝などでの説得力のあるコミュニケーション能力が、「戦略家」(=成功者)になるためのカギを握る。
若手ビジネスパースンにコミュニケーションの全体像を示し、実践的に解説していく新シリーズの第一弾。


(株)日米コミュニケーションセンター代表取締役・所長。1966年国際基督教大学大学院修士課程修了(国際行政学)。1983年南カリフォルニア大学コミュニケーション学科Ph.Dコース修了。同大学で非常勤講師、ディベートコーチを務める。数々の企業で異文化ビジネスコミュニケーションのセミナーの企画・主催、海外ビジネスマネジメント構築のためのリサーチとコンサルティングを行っている。

目次

本書の目的
Part1 コミュニケーションは戦略家への道
イントロダクション
A コミュニケーションは説得なり
1. 聞く側の態度と行動に変化を促す
2. 組織におけるコミュニケーションの役割
B コミュニケーションは実践行動学
1. コミュニケーションは意思決定を伝える
2. コミュニケーションのプロセス
3. インタラクションのテーマの重要性
4. 説得できる発信のために
C なぜ、日本で戦略的コミュニケーション論が発達しなかったか
1. 日米のコミュニケーション観の違い
2. コミュニケーション論が発達しない理由
D コミュニケーションは戦略家への道
1. 多様性・変化はコミュニケーションの生みの親
2. 総合的コミュニケーションが戦略家への道
3. チャレンジ精神が大切

Part2 コミュニケーションの三要素
イントロダクション
A 意思決定:何を伝えるか
1. コミュニケーションは意思決定を前提とする
2. 第三者的立場はとらない
3. 創造的・戦略的コミュニケーションを伝える
B 論理的コミュニケーション:何をどう伝えるか
1. 論理的コミュニケーションの種類
2.論理的コミュニケーションの範囲
3.非形式論理学:内容を明快にするロジック
C 説得力:どう効果的に説得するか
1. 感情に訴えるコミュニケーション
2. 非言語コミュニケーションの大切さ
3.フェアプレイ精神の尊重

Part3 言葉の問題
イントロダクション
A コミュニケーションにはリズムを
B 不適切、ネガティブな表現は避ける
C 重要用語は定義する
1. 基礎知識の収集、整理、分析、理解の仕方
2. 用語の定義はその目的を的確に判断する
D 電話によるコミュニケーション

Part4 組織における人間関係
イントロダクション
A 第一次グループと第二次グループ
1. 第一次グループと第二次グループの特徴
2. 日米の比較と対照
3. 第一次、第二次グループにどうかかわるか
B 上司と部下の関係
1. 権威的人間関係
2. 機能的人間関係
3. インフォーマルな人間関係
C 対称的人間関係と補完的人間関係
D 人間関係を高めるコミュニケーション
1. 心理領域
2. 行動領域

PART5 コミュニケーションの対象領域
イントロダクション
A 意思決定のコミュニケーション/Intrapersonal communication
B 組織内人間関係/ Interpersonal communication
1. 信頼感
2. 親密感
3. オープンさ
C 組織内コミュニケーション/ Organizational communication
1.プレゼンテーションの5つのルール
2.グループミーティング、その目的・動機・準備
3.社内折衝の5原則
D 業際/ Interorganizational communication

PART6 海外ビジネスコミュニケーション
イントロダクション
A 三原則を貫く/ Maintain three communication principles
B ビジネス用語を覚える/Build up business vocabulary
C 重要原文は暗記する/Memorize basic and key sentences
D 断定的に話す/Speak assertively
E 言葉を強調する/Intensify the language

あとがき


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。