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蒋介石と南京国民政府

蒋介石と南京国民政府

B7 278ページ 上製
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-7664-0896-6(4-7664-0896-9) C3031
奥付の初版発行年月:2002年03月 / 発売日:2002年03月上旬

内容紹介

近年公開された資料を駆使して、中国国民党が中国共産党に敗北した原因を研究する専門書です。
南京国民政府の正統性を検証し、近代国家の基盤形成と国際社会における地位の向上に果たした歴史的役割を分析・解明します。


敬愛大学国際学部助教授
1977年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業、1992年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了。
1998年より現職。法学博士。専攻は中国近現代政治史。

目次


第一章 序論

第二章 孫文の北京における死とその政治効果
    —中国国民党の北方認識及び政策への影響—

第三章 蒋介石の「反共化」構造と「四・一ニクーデター」

第四章 南京国民政府の成立と政党性の確立

第五章 南京国民政府の中央権力機構の変遷と蒋介石

第六章 蒋介石の「安内攘外」期における南京国民政府の国家建設及び外交戦略

第七章 中国国民党における党員と党費問題に関する考察

第八章 南京国民政府の権力浸透の一側面
    —党基層組織からの視点—

第九章 結論


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