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その歴史と課題日本の医療行政

Keio UP選書
日本の医療行政 その歴史と課題

B7 236ページ 並製
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-7664-0763-1(4-7664-0763-6) C1331
奥付の初版発行年月:1999年11月 / 発売日:1999年11月上旬

内容紹介

公的財政と私的供給という、国際的にみてもきわめてユニークな構造をもつ日本の医療行政。その歴史的文化的側面に着目し、内務省から厚生省に至る変遷をたどり、今後の医療行政の課題を明らかにする。


笠原英彦(かさはら ひでひこ)
慶應義塾大学法学部教授、法学博士。1956年東京都生まれ。1980年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1985年同大学院法学研究科博士課程修了。専攻は日本政治史、日本行政史。
著書に『明治国家と官僚制』『日本行政史序説』(以上、芦書房)、『天皇親政』(中公新書)、『天皇と官僚』(PHP新書)など。

目次

はじめに

第一章 「医制」の制定—わが国医療行政の原点
第二章 内務省衛生局と長与専斎
第三章 後藤新平と医療行政
第四章 医療保険制度の展開
第五章 医療機関の発展—その量と質
第六章 大学医学部と医療行政
第七章 薬事行政の展開
第八章 厚生省と医療政策
第九章 先端医療の衝撃
終 章 今後の課題と展望

あとがき
主要参考文献


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