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二一世紀国際政治の展望

慶應義塾大学法学部政治学科開設百年記念講座
二一世紀国際政治の展望

A5判 338ページ 並製
定価:2,500円+税
ISBN978-4-7664-0741-9(4-7664-0741-5) C3031
奥付の初版発行年月:1999年01月

内容紹介

「冷戦」の終焉から10年が過ぎても、国際社会の新たな秩序輪郭は依然として定まらず、すでに私たちは世界史的混沌の真っ只中にいる。国際社会・政治の転換期を考え、私達を21世紀に誘う羅針盤となる12講演。

講演者:池井優、五百旗頭真、北岡伸一、田中明彦、武見敬三、小此木政夫、小島明、明石康、田中俊郎、山本正、薬師寺泰蔵、佐藤誠三郎


〔編者〕添谷 芳秀(そえや・よしひで)
慶應義塾大学法学部教授 国際政治、日本外交
1955年生まれ。1987年米国ミシガン大学政治学博士(Ph.D.)。
主要著作に『日本外交と中国 1945−1972』(慶應義塾大学出版会、1995年)、Japan's Economic Diplomacy with China, 1945-1978 (Oxford University Press, 1998)、「日米中関係の構造と日本の外交戦略」『外交フォーラム<臨時創刊>中国』(1997年9月)、「一九七〇年代の米中関係と日本外交」『年報政治学’97』(岩波書店、1997年)など。

池井 優(いけい・まさる)
慶應義塾大学法学部教授 日本外交史
1935年生まれ。1964年慶應義塾大学大学院博士課程修了。
主要著作に『三訂 日本外交史概説』(慶應義塾大学出版会、1992年)、『オリンピックの政治学』(丸善、1992年)、『藤山一郎とその時代』(新潮社、1997年)、『決断と誤断−国際交渉における人と名言−』(慶應義塾大学出版会、1997年)など。

五百旗頭 真(いおきべ・まこと)
神戸大学法学部教授 政治外交史
1943年生まれ。1969年京都大学大学院修士課程修了。
主要著作に『占領期−首相たちの新日本−』(読売新聞社、1998年)、『秩序変革期の日本の選択』(PHP研究所、1993年)、『米国の日本占領政策(上・下)』(中央公論社、1986年)、『日本政治外交史』(NHK出版、1985年)など。

北岡 伸一(きたおか・しんいち)
東京大学法学部教授 日本政治外交史
1948年生まれ。1976年東京大学大学院博士課程修了。
主要著作に『日本陸軍と大陸政策−1906〜18年−』(東京大学出版会、1987年)、『清沢洌』(中央公論社、1987年)、『日米関係のリアリズム』(中央公論社、1991年)、『自民党−政権党の三八年−』(読売新聞社、1995年)など。

田中 明彦(たなか・あきひこ)
東京大学東洋文化研究所教授 国際政治
1954年生まれ。1981年米国マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了。
主要著書に『世界システム』(東京大学出版会、1989年)、『日中関係 1945−1990』(東京大学出版会、1991年)、『新しい「中世」−二一世紀の世界システム−』(日本経済新聞社、1996年)、『安全保障−戦後五〇年の模索−』(読売新聞社、1997年)など。

武見 敬三(たけみ・けいぞう)
参議院議員、東海大学教授 政治学
1951年生まれ。1980年慶應義塾大学大学院博士課程修了。
主要著作に「台湾海峡をめぐる冷戦構造と分断国家」『国際政治の理論』(東海大学出版会、1997年)、「沖縄問題の根深さと困難さを抉る−長期的視点に立つ学際共同研究−」『Human Security』No.1(東海大学出版会、1996年)、「The Role of the Pro-ROC Group in LDP since 1972」『東海大学紀要 政治経済学部』25巻(1994年)など。

小此木 政夫(おこのぎ・まさお)
慶應義塾大学法学部教授 国際政治・朝鮮政治
1945年生まれ。1975年慶應義塾大学大学院博士課程修了。
主要著作に『朝鮮戦争』(中央公論社、1986年)、『冷戦期の国際政治』(共編、慶應通信、1987年)、『ポスト冷戦の朝鮮半島』(編著、日本国際問題研究所、1994年)、『北朝鮮ハンドブック』(編著、講談社、1997年)など。

小島 明(こじま・あきら)
日本経済新聞社取締役論
1942年生まれ。1965年早稲田大学政治経済学部卒業。
主要著作に『二一世紀の日米関係』(日本経済新聞社、1998年)、『グローバリゼーション』(中央公論社、1990年)、『調整の時代』(集英社、1989年)、「日本の経済」『昭和の歩み』(共編、日本経済新聞社、1988年)など。

明石 康(あかし・やすし)
前国連事務次長、広島平和研究所長
1931年生まれ。1956年米国ヴァージニア大学大学院修了。
主要著作に『国際連合』(岩波書店、1965年)、『国連から見た世界』(サイマル出版会、1992年)、『忍耐と希望−カンボジアの五六〇日−』(朝日新聞社、1995年)、『平和のかけ橋』(講談社、1996年)など。

田中 俊郎(たなか・としろう)
慶應義塾大学法学部教授 EUの政治
1946年生まれ。1975年慶應義塾大学大学院博士課程修了。
主要著作に『EUの政治』(岩波書店、1998年)など。

山本 正(やまもと・ただし)
(財)日本国際交流センター理事長
1936年生まれ。1962年米国マーケット大学経営学大学院修士課程修了。
主要著作に『「官」から「民」へのパワー・シフト−誰のための公益か−』(共著、TBSブリタニカ、1998年)、Emerging Civil Society in The Asia Pacific Community(Tadashi Yamamoto ed., Insutitute of Southeast Asian Studies,1996), The Nonprofit Sector in Japan(Tadashi Yamamoto ed., Manchester University Press,1998)など。

薬師寺 泰蔵(やくしじ・たいぞう)
慶應義塾常任理事、同大学法学部教授 国際政治理論、政策科学
1944年生まれ。1977年米国マサチューセッツ工科大学大学院政治学科修了。
主要著作に『社会科学における理論と現実』(共著、日本経済新聞社、1981年)、『テクノヘゲモニー』(中央公論社、1989年)、『公共政策』(東京大学出版会、1989年)、『成熟時代の日米論争』(共著、慶應義塾大学出版会、1996年)、『グローバル・デモクラシーの政治世界』(共編、有信堂高文社、1997年)など。

佐藤 誠三郎(さとう・せいざぶろう)
政策研究大学院大学副学長 政治学
1932年生まれ。1958年東京大学文学部国史学科卒業、1960年同大学法学部政治学科卒業。
主要著作に『自民党政権』(共著、中央公論社、1986年)、『東西関係の戦略的分析』(日本国際問題研究所、1990年)、『「死の跳躍」を越えて−西洋の衝撃と日本−』(都市出版、1993年)、『新戦略の模索−冷戦後のアメリカ−』(日本国際問題研究所、1994年)、『笹川良一研究』(中央公論社、1998年)など。

目次

はじめに   添谷芳秀

Ⅰ世界史の中の日本
慶應義塾の国際化   池井 優
多国間協調システムの将来   五百旗頭真
日本外交の進路−歴史からの視座−   北岡伸一

Ⅱ安全保障と地域紛争
安全保障と同盟−日米関係を中心に−   田中明彦
人間安全保障   武見敬三
東アジアの地域紛争と朝鮮半島   小此木政夫

Ⅲ国際政治の諸相
経済が動かす国際政治−アジア通貨危機と二一世紀型調整−   小島 明
国連から見た国際政治−実現可能な平和とは−   明石 康
国際政治における地域主義−ヨーロッパとアジアを結ぶ視点−   田中俊郎

Ⅳ国際政治の新フロンティア
国際政治を動かす知的交流−体験的アジア太平洋交流論−   山本 正
情報通信革命と国際政治   薬師寺泰蔵
文明の衝突を越えて−二一世紀の世界と日本−   佐藤誠三郎


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