大学出版部協会

 

経済学による政府の役割分析

経済学による政府の役割分析

B7 290ページ 並製
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-7664-0730-3(4-7664-0730-X) C0033
奥付の初版発行年月:2001年04月 / 発売日:2001年04月上旬

内容紹介

高齢化、自由化、国際化の中で、戦後から今日までの政府の役割が大きな転換期を迎えている。本書は、このようなわが国の大きな転換期で、政府の役割を、さまざまな経済学の分野から幅広く分析したものであり、今後のわが国の政府のあり方を考える時、示唆に富むものである。
これまで政府が果たしてきた役割の分析とともに、今後の政府の役割を考察する書です。教科書としても好適です。


〔第1章〕 川又邦雄(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 厚生経済学・寡占市場論

〔第2章〕 神谷傳造(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 マクロ経済学

〔第3章〕 岡田泰男(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 アメリカ経済史

〔第4章〕 松村高夫(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 社会史・労働史

〔第5章〕 北原 勇(慶應義塾大学名誉教授)
      専攻 経済理論(独占論)・現代資本主義論

〔第6章〕 大山道広(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 経済理論・国際経済学

〔第7章〕 細田衛士(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 環境経済学・理論経済学

〔第8章〕 清水雅彦(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 計量経済学・産業構造分析

〔第9章〕 島田晴雄(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 労働経済学・経済政策

〔第10章〕 渡辺幸男(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 中小企業論・工業経済論

〔第11章〕 柳沢 遊(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 近現代日本経済史・近代日本社会史

〔第12章〕 飯野靖四(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 財政学・社会保障財政

〔第13章〕 高梨和紘(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 国際経済・開発経済学

〔第14章〕 井村喜代子(慶應義塾大学名誉教授)
      専攻 経済理論(恐慌論,再生産論)・戦後日本経済論

〔第15章〕 吉野直行(慶應義塾大学経済学部教授)
      専攻 マクロ経済学・金融政策

目次

はじめに

第1部 経済理論
 第1章 ミクロ経済学と政府   川又邦雄
 第2章 マクロ経済政策の有効性   神谷傳造
 第3章 経済史における政府の役割   岡田泰男
 第4章 社会史分析における政府の役割   松村高夫
 第5章 資本主義経済と国家—現代を中心にして—   北原 勇

第2部 政策
 第6章 貿易政策と政府   大山道広
 第7章 環境政策における政府の役割   細田衛士
 第8章 産業連関分析モデルにおける政府部門の取扱いと役割   清水雅彦
 第9章 政策決定における政府の役割
  —「沖縄問題懇談会」の事例を通じての考察—   島田晴雄
 第10章 日系中小企業の簇生と中小企業政策   渡辺幸男
 第11章 現代日本における中小企業政策の転換—「戦時」から「戦後」へ—   柳沢 遊
 第12章 社会保障政策における政府   飯野靖四
 第13章 開発経済学における政府の役割   高梨和紘
 第14章 戦後日本の経済発展と政府   井村喜代子
 第15章 マクロ経済と日本の金融・財政   吉野直行


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。