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アジア・太平洋新秩序の模索

地域研究講座
アジア・太平洋新秩序の模索

B6判 308ページ 並製
定価:1,165円+税
ISBN978-4-7664-0579-8(4-7664-0579-X) C3031
奥付の初版発行年月:1994年01月

内容紹介

アジア・太平洋地域における新秩序形成のための地域要因をそれぞれの視点から分析する。鈴木佑司、木村汎、岡部達味、中江要介、小此木政夫、松本三郎、山影進、関根政美各氏の講演を収録した。


(掲載順)
鈴木 佑司 一九四四年生まれ
一九七三年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了
法政大学法学部教授
『東南アジアの危機の構造』 勁草書房 一九八八年
『講座・国際政治』 (第五巻、共著)東京大学出版会 一九八九年

木村 汎 
一九三六年生まれ
1968年 コロンビア大学大学院政治学科博士課程修了(博士号取得)
国際日本文化研究センター教授
『ソ連とロシア人』 蒼洋社 一九八〇年
『総決算 ゴルバチョフ外交』 弘文堂 一九九二年
『日露国境交渉史』 中央公論社 一九九三年

岡部 達味
一九三二年生まれ
一九五七年 東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了
東京都立大学法学部教授
『中国近代化の政治経済学』 PHP 一九八九年
『国際政治の分枠組』 東京大学出版会 一九九二年
アレン・ホワイティング『中国人の日本観』 (翻訳)岩波書店 一九九三年

中江 要介
一九二二年生まれ
一九四七年 京都帝国大学法学部卒業
外務省アジア局長、ユーゴ、エジプト、中国大使歴任後
三菱重工業株式会社社長室顧問
原子力員会参与、日本ユネスコ国内委員会委員
日本中国友好協会全国本部副会長
『中国の行方』 KKベストセラー図社 一九九〇年
『らしくない大使のお話』 読売新聞社 一九九二年

小此木 政夫
一九四五年生まれ
一九七五年 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了
慶應義塾大学法学部教授
『朝鮮戦争』 中央公論社 一九八六年
『冷戦期の国際政治』 (編著)慶應通信 一九八七年
『ポスト冷戦の朝鮮半島』 (編著)日本国際問題研究所 一九九四年

松本 三郎
一九三一年生まれ
一九六一年 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了
防衛大学校長、慶應義塾大学客員教授
『中国外交と東南アジア』 慶應通信 一九七一年
『東南アジアの展望』 勁草書房 一九八〇年
『国際政治』 有斐閣 一九八一年

山影 進
一九四九年生まれ
一九七二年 東京大学教養学部卒業
一九八二年 マサチューセッツ工科大学大学院政治学科博士課程修了(博士号取得)
東京大学教養学部教授
『ASEAN−シンボルからシステムへ』 東京大学出版会 一九九一年
『対立と共存の国際理論』 東京大学出版会 一九九四年

関根 政美
一九五一年生まれ
一九七九年 慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了
慶應義塾大学法学部教授
『概説オーストラリア史』 (共著 鈴木雄雅・竹田いさみ他)有斐閣 一九八八年
『マルチカルチュラル・オーストラリア』 成文堂 一九八九年
『エスニシティの政治社会学』 名古屋大学出版会 一九九四年

目次

まえがき
アメリカのアジア・太平洋政策………鈴木 佑司
一、問題の所在
二、アジア・太平洋とアメリカ
三、アジア・太平洋政策の原型
四、アメリカのアジア冷戦政策
五、冷戦政策の空洞化
六、冷戦後のアジア・太平洋政策

ロシアと日ロ関係の展望………木村 汎
一、エリツィン政権はまだ当分存続する
二、説得力少ない訪日延期事由
三、日ロ関係の展望
四、日本の対ロ戦略−プレゼンテーション技術のあり方−

中国政治の現状と展望………岡部 達味
一、中国政治の見方
二、中国内政の焦点
三、中国経済の課題
四、中国の国際関係

日中関係の展望………中江 要介
一、はじめに
二、日中関係の異常性
三、日中正常化を阻んだもの
四、日中正常化の問題点
五、弱肉強食の世界
六、日中関係を考え直すとき
七、世界新秩序の大前提
八、日中関係の展望
九、米中、英中、台湾
十、おわりに

冷戦終結後の朝鮮半島………小此木 政夫
一、地域紛争の局地化
二、社会主義からの漸進的な移行
三、中途半端な朝鮮半島の冷戦終結
四、「生き残り」への危機感
五、深刻化する経済状況
六、「生き残り」と日朝国交正常化
七、今後のシナリオ

転機に立つベトナムの政治と経済−北朝鮮との比較において−………松本 三郎
一、はじめに
二、歴史的に見た類似性
三、社会主義建設の試み−北朝鮮
四、社会主義建設の試み−ベトナム
五、チェチェ思想と社会主義建設路線
六、転換の兆しか
七、難しい金正日書記の舵取り
八、政治的には一党独裁
九、最近のベトナム経済概況
十、ベトナム近代化の将来性
十一、むすびに代えて

ASEAN諸国と国際社会の変動………山影 進
一、ASEANとは何か
二、冷戦終結とASRAN
三、ASEAN諸国の対応
四、変容するASEAN
五、サブシステム化するASEAN
六、展望

アジア・太平洋国家としてのオーストラリア………関根 政美
一、はじめに
二、植民地オーストラリアの歴史的発展
三、オーストラリア連邦の発展
四、ヨーロッパ国家オーストラリアの独立
五、冷戦期オーストラリアとアジア・太平洋
六.アジア・太平洋国家への模索開始
七、脱冷戦後のオーストラリアと国旗・共和国論争−二〇〇一年のオーストラリア−

執筆者紹介


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