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カラー鑑別写真付第二種電気工事士受験テキスト

早わかり
第二種電気工事士受験テキスト カラー鑑別写真付

B5判 224ページ 並製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-501-11420-6 C3054
奥付の初版発行年月:2008年11月 / 発売日:2008年11月下旬

前書きなど

 本書は,第二種電気工事士筆記試験の合格をめざして勉強しようとする人たちが,合格をめざそうと思った日から試験前日まで,この一冊を学習すれば,目標が達成されることを目的として編集したものである.
 の内容は
 第1章 基礎理論
 第2章 配電設計
 第3章 機器・器具
 第4章 施工法
 第5章 検査と測定
 第6章 関係法規
 第7章 配線図
 第8章 鑑別
として,全8章から構成されている.
 また,本書の特徴は,
 ① 「第7章 配線図」と「第8章 鑑別」を除いて,どのページを開いても,左側のページには「重要事項の解説」,右側ページが「例題と解答」となっているので,どこから学習を始めても,理解できるように構成されている.
 ② 各章の「例題」や「既往問題」は,過去の出題傾向を分析し,他の章と関連をしながら,十分に解説をした.
 以上のことより,試験対策としてはじめから学習するだけでなく,試験直前の知識の整理にも特に役立つようまとめてある.
 本書で学習した方が,合格への最短距離を効率的に進み,1テーマを学習するごとに実力と自信が付くことを確信している.そして第二種電気工事士筆記試験を合格することを祈念している.
 最後に,本書の刊行にあたりお世話になった東京電機大学出版局の皆様にお礼申し上げる.
 2008年10月
 著者しるす


目次

第1章 基礎理論
 1.1 導体の抵抗と導電率
 1.2 抵抗の直列接続
 1.3 抵抗の並列接続
 1.4 直流の電力と電力量・発生熱量
 1.5 交流の基礎
 1.6 RLC直列回路
 1.7 RLC並列回路
 1.8 三相交流
 1.9 交流の電力と電力量
 既往問題
第2章 配電設計
 2.1 低電圧への変換
 2.2 配電方式
 2.3 電圧降下と電位
 2.4 電線の太さを決定する条件と許容電流
 2.5 電流減少係数
 2.6 配電計画と低圧架空引込線
 2.7 低圧連接引込線と過電流遮断器の施設
 2.8 引込口開閉器の施設
 2.9 幹線の太さの決め方
 2.10 過電流遮断器の定格電流と分岐線の太さ
 2.11 開閉器・過電流遮断器の取付け
 2.12 分岐回路の種類・接続可能なコンセント・配線の最小太さ
 既往問題
第3章 機器・器具
 3.1 変圧器
 3.2 誘導機の回転速度・すべり・逆転法・始動法
 3.3 照明器具
 3.4 配線器具
 3.5 電線の種類と用途
 既往問題
第4章 施工法
 4.1 施工場所と工事法
 4.2 電線の接続と最小太さ
 4.3 がいし引き工事
 4.4 金属管工事
 4.5 合成樹脂管工事
 4.6 ケーブル工事と可とう電線管
 4.7 線ぴ工事とダクト工事
 4.8 木造造営材の貫通とコンクリートへの埋設
 4.9 引込口配線工事と地中電線路
 4.10 電球線と移動電線・小勢力回路・特殊場所の工事
 4.11 接地工事
 4.12 接地工事の省略と漏電遮断器の設置
 4.13 対地電圧の制限と電動機の過負荷保護装置
 既往問題
第5章 検査と測定
 5.1 検査の目的と種別・検査項目と使用測定器
 5.2 絶縁抵抗計
 5.3 低圧電路の絶縁抵抗値と絶縁抵抗の測定
 5.4 接地抵抗の測定
 5.5 電圧・電流・電力・力率の測定
 5.6 測定器の種類と記号
 既往問題
第6章 関係法規
 6.1 電気工作物・電気工事業者の種類と登録電気工事業者の種類
 6.2 電気工事士の種類と工事範囲・義務事項
 6.3 電気工事士の作業区分
 6.4 電気用品安全法
 既往問題
第7章 配線図
 7.1 屋内配線用図記号
 7.2 屋内配線図の基本構成
 既往問題
第8章 鑑別
 8.1 電気工事用材料
 8.2 配線器具・電気機器
 8.3 工具
 8.4 計測器
 既往問題
解答
索引


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