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 偉大な小国デンマークが示す未来女神フライアが愛した国

女神フライアが愛した国 偉大な小国デンマークが示す未来

A5判 194ページ 並製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-486-02162-9 C1036
奥付の初版発行年月:2017年11月 / 発売日:2017年11月中旬

内容紹介

決して大きいとはいえない国土であるにもかかわらず、数ある大国にも負けない政治、福祉、教育などを実現しているデンマークからわれわれが学ぶべき点を紹介・解説する。

著者プロフィール

佐野 利男(サノ トシオ)

元駐デンマーク特命全権大使

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

目次
推薦の言葉(川口順子元外務大臣)
はじめに
将来モデルとしての北欧諸国
なぜデンマークは世界一幸福な国なのか
富裕な社会
女性の解放・男女平等社会
人生選択の自由度が高く、寛容な社会
社会的支援の程度
クリーンな社会(低い腐敗度)
コラム
遣欧使団の見たデンマーク

第1章 自立した「個人」の確立をめざして(デンマークの教育)
自尊心を育む
幼児教育、義務教育期間
学科よりもソーシャル・スキル
社会は君を必要としている
自己実現のための学習
高等教育
コラム
 
「汝の希望を星につなげ」
外国語教育の秘訣
自立した「おとな」を育てる
政治への関心
国際性を身につける
コラム

グリーン・サティフィケート
問題解決のための教育
コラム

インキュベーション・オフィス
「個人」の確立と民主主義の担い手
コラム

ヤンテ・ロー
「デンマーク」を守るための教育(希薄な国家意識)
コラム

サクソ・グラマティクス(Saxo Gramaticus)
コラム

デンマークの歴史教科書

第2章 開かれた労働市場(デンマークの労働事情)
教育と労働市場の接点
大学教育
新卒制度
開かれた労働市場
フレキセキュリティ
日本との比較
インプット社会日本とアウトプット社会デンマーク

第3章 高度福祉社会の成立と課題
社会福祉の発展と歴史   
第一期 萌芽期(一九世紀末~一九二〇年代)
第二期 形成期(一九三〇年代~一九五〇年代)
第三期 黄金期(一九五〇年代~一九七〇年代)
第四期 福祉国家の危機の時代(一九七〇年代~一九九〇年代)
第五期 成長の再認識期(一九九〇年代~)
デンマークの高齢者福祉
社会が高齢者介護に責任を持つ
高齢者の意思と希望がすべての出発点
残存機能の維持とリハビリによる改善
可能な限り環境を変えない
コミュニティーに住む
介護士のワーク・ライフ・バランス
行政における徹底した現場主義
デンマークの高齢者福祉の抱える課題と将来展望
尊厳ある人生を送る
外の世界に開かれたセンター(センターと外部世界の交流)
福祉技術の導入により課題を解決する
介護士の専門性と達成感の重要性
ケアセンターの最適な運営
研究所・アカデミアとの連携
環境に優しいエネルギーの導入
コラム

エルドラセイエン

第4章 国民の総意としての環境・エネルギー政策
野心的な環境・エネルギー計画
自給率
エネルギー効率
エネルギー環境政策
デンマークの環境エネルギー政策を支えるバックボーン
政権交代に左右されない政党間合意
国家・市場・市民によるアライアンス
小国の気概
新しい「社会契約」を支える市場参加者たち
国家の役割
市場(民間企業・産業界)の役割
エネルギーシステムの相違(デンマークから何を学ぶか)
電力供給システムの相違
コラム

規制社会と税社会
わが国にとっての原子力発電と再生可能なエネルギー
コラム

バーセベック

第5章 デンマーク人のメンタリティー
ヴァイキングの精神と国際性
敗北の歴史
小国意識
ナチス占領時代

協力か抵抗か
ナチス侵攻
ナチスへの協力
カウフマンの「単独外交」
レジスタンス運動
ユダヤ人を救え
占領時の総括/協力か抵抗か
サンフランシスコ会議への参加
対独感情
コラム

海の英雄クヌッセン

病院船ユトランディア
イラク、アフガニスタンへの出兵
あとがき
参考文献


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