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 川から海岸までの生態研究史日本のカニ学

日本のカニ学 川から海岸までの生態研究史

A5判 200ページ 上製
定価:3,000円+税
ISBN978-4-486-02134-6 C3045
奥付の初版発行年月:2017年03月 / 発売日:2017年03月下旬

内容紹介

カニが生息する淡水、汽水域、干潟、塩性湿地、マングローブ湿地、砂浜海岸、転石海岸、岩海岸、川など日本における戦前から現在までのカニの研究史を追う。

著者プロフィール

和田 恵次(ワダ ケイジ)

奈良女子大学理学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに  
第1章 日本における潮間帯性カニ類の生態研究史
 1-1 戦前─博物学的研究  
 1-2 地学研究者による干潟のカニ類研究  
 1-3 スナガニ類の分布生態  
 1-4 スナガニ類の密度効果  
 1-5 社会生態  
 1-6 求愛シグナルと配偶相手の選択  
 1-7 摂餌生態  
 1-8 生活史と個体群生態  
 1-9 外来種の生態  
1-10 種間関係と群集生態  
第2章 淡水のカニ:サワガニ
 2-1 多様なすみ場所  
 2-2 母と仔  
 2-3 雄のはさみの左右性  
第3章 汽水域のカニ
 3-1 汽水域転石地にすむカニ類の生活史と環境特性  
 3-2 遺伝的集団構造の特徴  
第4章 干潟のカニ
 4-1 コメツキガニとチゴガニの分布特性  
 4-2 ハクセンシオマネキの分布特性  
 4-3 放浪集団  
 4-4 Waving─その様式   
 4-5 Waving─その機能
 4-6 配偶行動  
 4-7 なわばり維持行動  
 4-8 生活史  
 4-9 すみこみ  
第5章 塩性湿地のカニ
 5-1 分布と生息場所利用  
 5-2 社会行動  
第6章 マングローブ湿地のカニ
 6-1 マングローブ植物とカニの関係  
 6-2 シオマネキとベニシオマネキの遺伝的集団構造  
 6-3 マングローブ湿地固有の奇妙なカニ  
第7章 砂浜海岸のカニ:スナガニ属
 7-1 スナガニの生態  
 7-2 南方系種の分布北進  
 7-3 啄木の詠ったカニ  
第8章 転石海岸のカニ
 8-1 海外に侵出するカニ:イソガニ  
 8-2 はさみに毛房をもつカニ  
 8-3 ヒライソガニ:体色変異  
 8-4 転石海岸の稀少種マメアカイソガニ  
第9章 岩礁海岸のカニ
 9-1 擬装するカニ:クモガニ類  
 9-2 岩礁海岸を生息場所にするスナガニ類  
 9-3 ヤドカリ:貝殻の好み  
第10章 川と海を往き来するカニ
10-1 モクズガニの生態  
10-2 大洪水とエビ・カニ  

あとがき  
引用文献 
学名索引  
和名索引  
事項索引 


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