大学出版部協会

 

 古代ギリシアの境界をめぐる物語オデュッセウスの記憶

オデュッセウスの記憶 古代ギリシアの境界をめぐる物語

四六判 450ページ 上製
定価:4,800円+税
ISBN978-4-486-01950-3 C3022
奥付の初版発行年月:2017年03月 / 発売日:2017年03月中旬

内容紹介

ギリシャ神話の英雄と称されるオデュッセウス。「体験者」である彼を旅の案内人とし、その案内に従い古代ギリシャの人類学的歴史および長期の文化史を探求する。そしてその旅を通してギリシャのアイデンティティの輪郭を記す。

著者プロフィール

フランソワ・アルトーグ(フランソワ・アルトーグ)

仏・社会科学高等研究員研究主任(古代・近代歴史学)

葛西 康徳(カサイ ヤスノリ)

東京大学文学部教授(西洋古典学)

松本 英実(マツモト エミ)

青山学院大学法学部教授(西洋法史)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序─旅する人と境界人

第1章 オデュッセウスの帰還
 旅と帰還
 人間分別学
 イタケーへの帰還
 名前の旅

第2章 エジプトの旅
 エジプトを見る
 ギリシア人の視線
 エジプト、最初の文明普及者?
 三倍偉大なるヘルメースからシャンポリオンへ

第3章 バルバロイの発明と世界の目録
 バルバロイとギリシア人
 世界を表象する
 中心と辺境
 アレクサンドリアから世界を見る

第4章 ギリシアの旅
 元祖 アナカルシスの旅と境界の忘却
 内側の境界あるいは日常の差別
 アルカディアの果て
 ローマとギリシアの間のアレクサンドロス

第5章 ローマの旅
 ポリュビオスの旅
 ハリカルナッソスのディオニューシオスの旅
 ストラボンとアエリウス・アリステイデースの旅

結び─アポロニオースの記憶とピュータゴラースの名前

抄録 オデュッセウス、『オデュッセイアー』、そして『オデュッセウスの記憶』
 はじめに─オデュッセウスとは何者か。
 ホメーロスの戦略─『オデュッセイアー』を読む
 ヒュブリス
 結びにかえて


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。