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メイエルホリドとブレヒトの演劇

メイエルホリドとブレヒトの演劇

A4判変型 344ページ 上製
定価:3,800円+税
ISBN978-4-472-30309-8 C3074
奥付の初版発行年月:2016年11月 / 発売日:2016年11月下旬

内容紹介

20世紀前半の激動の時代に、演劇と社会との関係を問いながら、新しい理論と方法を追求しつづけたメイエルホリドとブレヒト。現代演劇に多大な影響を及ぼした二人の演劇人の関係を、ロシアとドイツを舞台とした歴史と文化交流のなかに読み解く。ベンヤミンのエッセイ(本邦初訳)と谷川道子・伊藤愉・鴻英良の論考を併録。

著者プロフィール

キャサリン・ブリス・イートン(イートン,B.K.(キャサリン))

キャサリン・ブリス・イートン(Katherine Bliss Eaton)
ソヴィエト演劇と文化の研究者。ウィスコンシン大学マディソン校で比較文学研究により修士および博士号を取得。1984-97年、テキサス州のタラント・カウンティ・カレッジで英語教授を務める。著書に本書のほか、Daily Life in the Soviet Union(2004)、編著にEnemies of People: The Destruction of Soviet Literary, Theatre and Film Arts in the 1930s(2002)などがある。

谷川 道子(タニガワ ミチコ)

1946年鹿児島県生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門はドイツ現代演劇・表象文化研究。著書に『聖母と娼婦を超えて―ブレヒトと女たちの共生』(花伝社、1988年)、『ドイツ現代演劇の構図』(論創社、2005年)、『演劇の未来形』(東京外国語大学出版会、2014年)。訳書にブレヒト『母アンナの子連れ従軍記』(光文社古典新訳文庫、2009年)、『ガリレオの生涯』(同、2013年)、『三文オペラ』(同、2014年)、『アンティゴネ』(同、2015年)などがある。

伊藤 愉(イトウ マサル)

1982年京都市生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士過程単位取得退学。専門はロシア演劇史。現在、日本学術振興会特別研究員。共訳書にエドワード・ブローン『メイエルホリド 演劇の革命』(浦雅春との共訳、水声社、2008年)、共著書に菅孝行編『佐野碩 人と仕事―1905‐1966』(藤原書店、2015年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第一章 ブレヒトのメイエルホリド演劇との出会い
第二章 「誰もが私を見るように、私にも皆が見えるように」
第三章 「役者は、舞台の小さな台の皿に取り分けて給仕されるべきだ」
第四章 「これ見よがしのプロレタリア的なみすぼらしさ」
第五章 結論――トロイの木馬 
〈付録〉
演出家メイエルホリド モスクワで抹殺さる?
――ゴーゴリの『査察官』上演をめぐる文学裁判 ヴァルター・ベンヤミン(谷川道子訳)
〈論考〉
現代演劇へのパラダイム・チェンジ――メイエルホリドとブレヒトとベンヤミンの位相(谷川道子)
現実を解剖せよ――討論劇『子どもが欲しい』再考(伊藤 愉)
叙事詩と革命、もしくは反乱――メイエルホリドとブレヒト(鴻 英良)
事項索引/人名索引


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