大学出版部協会

 

人工知能社会のあるべき姿を求めて

科学技術社会論研究第16号
人工知能社会のあるべき姿を求めて

B5判 228ページ 並製
価格:4,510円 (消費税:410円)
ISBN978-4-472-18316-4 C3040
奥付の初版発行年月:2018年12月 / 発売日:2018年12月中旬

内容紹介

人工知能そのものが突き付ける倫理的、法的、社会的な課題だけではなく、「人工知能が浸透した社会」において必要とされるガバナンスの仕組みや教育などを、メタ的な視点から議論する。学会内外での議論を通して、人工知能/ロボット研究と科学技術社会論の接点を考える。2017年9月に開催されたワークショップの詳報も掲載。


目次

《特集=人工知能社会のあるべき姿を求めて》
人工知能社会のあるべき姿を求めて―特集にあたって(江間有沙)
人工知能の将来と人間・社会(國吉康夫)
人工知能の軍事応用―世界の現状と日本の選択(嘉幡久敬)
人間らしいロボットに対する心理的安心(上出寛子、新井健生)
人―機械のインタフェースとインタラクション―人工知能の視点から(大野元己)
人工知能とテクノロジーアセスメント―枠組み・体制と実験的試み(城山英明)
ワークショップを利用したプログラミング教育における創造力可視化の検討(藤堂健世、江間有沙)
アルゴリズムと公正―State v. Loomis判決を素材に(山本龍彦、尾崎愛美)
Wellbeing を促進する情報技術のためのガイドライン(安藤英由樹)
多様な価値観への気づき支援―議論の可視化と考察(吉添衛、服部宏充、江間有沙、大澤博隆、神崎宣次)
ロボットや人工知能に関する社会的議論の現状について(神崎宣次)
人工知能社会のあるべき姿を求めて―人工知能・ロボットについて語る参加型対話イベント実施報告概要(江間有沙)
人工知能社会のあるべき姿を求めて―人工知能・ロボットについて語る参加型対話イベント実施報告
《論文》
デュアルユース技術研究の大学への期待と外交問題―日本の防衛技術外交と科学技術外交を通じた政策導入(夏目賢一)
《書評》
橋本毅彦(編)『安全基準はどのようにできてきたか』(柴田清)
福島真人『真理の工場―科学技術の社会的研究』(日比野愛子)
学会の活動
投稿規定
執筆要領


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