大学出版部協会

 

新老年学 第3版

新老年学 第3版

大内 尉義:編集代表, 秋山 弘子:編集代表, 折茂 肇:編集顧問
B5判 2224ページ
価格:44,000円 (消費税:4,000円)
ISBN978-4-13-066406-6 C3047
奥付の初版発行年月:2010年01月

内容紹介

日本における「老年学」の英知を結集した定評ある大事典,待望の全面改訂第3版.医学的にみて多くの点で成人と異なる高齢者の診療や介護,支援を行うための基礎となる知識を網羅する.研究者,臨床の医師やコメディカル,民間事業者など多くの関係者にとっての必携の一冊となる.全人口の22%を65歳以上が占める超高齢化社会である現在の日本で最も必要とされる基本図書.

基礎生物学,老年医学,老年社会学,福祉工学を総合した最新老年学のエンサイクロぺディア

老年学における多方面の基礎研究者,臨床家,社会学者,広範の医療従事者のための教育指導書としての必読の書.

【本書の特色】
・この10年の研究の進歩をふまえ高齢社会のさまざまな課題とその対策を網羅した.
・第2版の項目を見直し,242名の執筆者がその研究成果を盛り込み,全面的に書き下ろした.
・百寿者研究や老年医学の項目,高齢者支援機器・技術の新規追加などにより第2版より600ページ増.

【対象読者】
老年医学研究者●基礎老化研究者●終末期医療関係者●高齢者ケア・看護従事者
社会老年学研究者●福祉行政機関●高齢者支援機器メーカー

【日野原重明先生・推薦のことば】
 今般,『新老年学3版』が,東京大学出版会から刊行されることになった.
 この第1版が1992年に編集代表折茂肇博士の下に出版された当時は,80の医学部または医科大学の中で老年学教室や診療科が存在したのは僅か12大学に過ぎず,老年学の執筆人は限られていたが,その後,介護保険制度が2000年に発足してからは,高齢者人口が著しく増加する中で,基礎生物学,老年医学に加えて老年社会学に関する研究者が増し,1999年には第2版が刊行された.
 しかし,その後10年の間に,老化に関する基礎生物学,老年医学などの急速な進歩を受けて,最前線で研究を行っている若手の研究者の参加の下に,最新老年学のエンサイクロペディアともいってよい改訂第3版が発刊となった.これは大内尉義・秋山弘子編集代表のもとに,老年学の第一線にある新進気鋭の242名の研究者の執筆による大著である.本版は,老人学のエンサイクロペディアとしての最高の著書といえよう.本著は基礎研究者,臨床家,社会学者,その他多方面の医療従事者のためにとっての教育指導書としての必読の書となるものと信じ,これを推薦したい.

日野原重明
聖路加国際病院名誉院長


目次

I 老化の生物学
  
第1章 老化の理論および機構
1. 老化とはなにか [後藤佐多良]
1.1 さまざまな老化
1.2 老化の定義
1.3 老化と加齢
1.4 老化と寿命
1.5 老化速度
1.6 生理的老化と病的老化
1.7 老化学説・老化仮説
1.8 老化学説に基づく老化制御概説
2. 分子生物学からみた老化
2.1 ゲノムの加齢変化 [小野哲也・上原芳彦・小林潤一郎]
 2.2 タンパク質の加齢変化 [石神昭人・後藤佐多良]
2.3 脂質 [板部洋之]
2.4 糖質 [遠藤玉夫]
2.5 アミロイド [樋口京一]
2.6 代謝制御 [樋上賀一]
3. 老化の細胞生物学
3.1 細胞老化 [丸山光生]
 3.2 生体膜加齢変化 [岩下淑子]
3.3 細胞内小器官 [田中雅嗣]
3.4 幹細胞老化 [丸山直記]
4. 集団レベルの老化 [須田 斎]
4.1 生存曲線の意味
4.2 老化研究のための解析ツール(数理モデル)
4.3 老化の進化生物学における集団レベルの老化
 4.4 老化に及ぼす集団密度効果
4.5 老化と寿命をつなぐ代謝エネルギー
 
第2章 生体調節機構と老化
1. 神経系の加齢変化 [森 望]
1.1 ニューロンとニューロンをとりまく環境の変化
 1.2 ニューロンとシナプスの分子レベルでの加齢変化
 1.3 脳機能の加齢変化
2. 内分泌系の加齢変化 [小林裕太]
 2.1 内分泌系と加齢
 2.2 成長ホルモン(GH)・インスリン/インスリン様成長因子-1(IGH-1)シグナル系と加齢
 2.3 生殖内分泌系
 2.4 神経内分泌系 
 2.5 その他のホルモン
3. 免疫系の加齢変化 [磯部健一]
3.1 総論
 3.2 造血幹細胞の老化
 3.3 T細胞の老化
3.4 T細胞の胸腺での発生
 3.5 CD4.T細胞の老化での役割
 3.6 CD8.T細胞の老化変化
3.7 B細胞の老化変化
3.8 B細胞の発生における老化変化
3.9 成熟B細胞の老化による変化
 3.10 自然免疫系の老化による変化
3.11 免疫系と老化によっておこる疾患との関連

第3章 環境因子と老化
1. 活性酸素・レドックスと老化 [金子孝夫]
 1.1 生体と酸素
 1.2 活性酸素
1.3 活性酸素の消去
1.4 生体分子の酸化障害
1.5 酸化障害の修復
 1.6 レドックス
 1.7 生体分子への酸化障害と老化
 1.8 抗酸化防御系の老年変化
 1.9 カロリー制限と老化
 1.10 遺伝子変異体
 1.11 活性酸素によるテロメア短縮
2. 放射線・自然環境・ホルミシス [三浦ゆり]
 2.1 環境温度と老化
 2.2 放射線と老化
2.3 空気環境と老化

第4章 老化遺伝子
1. 老化遺伝子 [清水孝彦・白澤卓二]
1.1 長寿命モデル生物から明らかになった寿命制御遺伝子
 1.2 インスリン/IGF-1シグナルによる寿命制御機構
 1.3 カロリー制限による固体の寿命延長
 1.4 AMPK-TORシグナルと寿命制御機構
 1.5 遺伝性早老症と老化モデルマウス
 1.6 テロメア
 1.7 ミトコンドリア機能と寿命制限機構
 1.8 フリーラジカルと老化
 1.9 その他の寿命制御遺伝子
 1.10 ヒトの寿命制御遺伝子
2. 老化モデル
2.1 齧歯目
2.1.1 マウス[細川昌則・千葉陽一・塚口(藤澤)裕美]
2.1.2 ラット[田中愼]
2.2 線虫 [石井直明]
2.3 魚 [貴志周司・内山順造] 
 2.4 ショウジョウバエ [相垣敏郎]
2.5 酵母 [小林武彦]
2.6 サル [吉川泰弘]
3. ヒトにおける老化遺伝子[三木哲郎]
 3.1 動物種固有の最大寿命
 3.2 ヒトの早老症の存在
 3.3 ヒト早老症の責任遺伝子の単離・同定

第5章 老化制御
1. 運動 [町田修一]
1.1 寿命に対する運動効果
1.2 今後の展望
2. カロリー制限 [下川 功]
 2.1 歴史的な背景
 2.2 カロリー制限による神経内分泌系の適応
 2.3 酵母, 線虫におけるカロリー制限を仲介するシグナルとほ乳類における役割
 2.4 今後の展望
3. 抗酸化物質・ ビタミン [浦野四郎]
 3.1 酸化ストレスと活性酸素による老化
 3.2 酸化ストレスによる退行変化
 3.3 酸化ストレスと老化による認識機能不全
 3.4 抗酸化物質による老化の制御
4. アンチエイジング [米井嘉一]
4.1 抗加齢医学の目的・意義について
4.2 老化度と危険因子の診断
4.3 機能年齢とその評価
 4.4 今後の課題
5. 百寿者の医学・生物学
5.1. 序論[広瀬信義]
5.2. 百寿者の機能[権藤恭之]
5.3. 百寿者の病歴[高山美智代]
5.4. 百寿者の医学的特長[新井康通]
 5.5. 血液型とプロテオミクス[清水健一郎]
5.6. 長寿遺伝子[小島俊男]
5.7. 総括[広瀬信義]

II 老年医学 

第 1 章 老化と老年病
1. 加齢研究の方法——横断的研究と縦断的研究[下方浩史]
1.1 加齢研究
1.2 横断的研究
1.3 縦断的研究
1.4 老化の研究には縦断的方法がなぜ必要か
1.5 老化の縦断的研究の問題点
1.6 縦断的加齢研究のための検討項目
1.7 縦断的加齢研究の新たな課題
1.8 縦断的加齢研究の実例
2. 老年病の疫学[中橋毅・森本茂人]
2.1 高齢者の死因
2.2 剖検統計による高齢者の疾病頻度
2.3 悪性新生物
2.4 循環器疾患
2.5 呼吸器疾患
2.6 その他の高齢者における疾病の疫学
3. 老年病の成り立ちと特徴[大内尉義]
3.1 老年病の成り立ち
3.2 生理的観点からみた高齢者の特徴
3.3 心理的観点からみた高齢者の特徴
3.4 臨床的観点からみた高齢者の病態および疾患の特徴
3.5 看護・介護の立場からみた高齢者の病態および疾患の特徴
3.6 病理学的観点からみた高齢者の病態および疾患の特徴
3.7 高齢者医療のあり方
4. 高齢者の総合的機能評価[鳥羽研二]
4.1 高齢者の機能評価の意義
4.2 総合的機能評価の構成成分と意味
4.3 高齢者総合的機能評価(CGA)の生い立ち
4.4 総合的機能評価方法の実際
4.5 評価の使用方法の実際
5. 患者へのアプローチ[井藤英喜]
5.1 高齢者に接する心構え
5.2 高齢者疾患の特徴
5.3 高齢者における問診の阻害因子
5.4 主訴, 現病歴, 既往歴のとり方
5.5 身体所見のとり方
5.6 治療計画,治療目標, 退院支援
6. 高齢者におけるEBM[南郷栄秀]
6.1 はじめに
 6.2 EBMとは
 6.3 EBMの5つのstep
6.4 高齢者におけるEBMの実践
 6.5 おわりに
7. 決断科学の考え方とインフォームド・コンセント[横山葉子・福原俊一]
7.1 高齢者のインフォームド・コンセント
7.2 インフォームド・コンセントと決断科学
7.3 インフォームド・コンセントと情報・自己決定希求度
8. 臨床検査値の評価
8.1 基本的な考え方——高齢者における正常値と基準値[矢冨 裕]
8.2 血液算定検査[大田雅嗣]
8.3 免疫機能検査[杉原毅彦]
8.4 肝機能検査[若月芳雄]
8.5 腎機能検査[鳥羽研二]
8.6 脂質[横出正之]
8.7 ホルモン[橋爪潔志]
8.8 糖代謝に関する検査[横野浩一]
8.9 電解質[鳥羽研二]
8.10 骨代謝[三木隆己]
8.11 循環機能検査[江頭正人]
8.12 呼吸機能検査[佐々木英忠]
8.13 神経系機能検査[飯島 節]
8.14 精神・心理系検査[本間 昭]
9. 高齢者の栄養[成田琢磨・山田祐一郎]
9.1 高齢者の栄養状態の特徴
 9.2 高齢者の栄養状態の評価
9.3 栄養基準, 適正摂取量
10. 高齢者の生活指導[荒木 厚] 
10.1 食事療法
10.2 運動療法
10.3 嗜好品
10.4 その他のライフスタイルと老年病
11. 高齢者の薬物療法[秋下雅弘]
11.1 薬物有害作用の実態
11.2 高齢者の薬物動態と薬物反応性
11.3 高齢者の多剤併用
11.4 高齢者の服薬管理
11.5 高齢者の薬物療法のエビデンスとガイドライン
11.6 高齢者の薬物療法の一般的注意点
12. 高齢者における性差医療[宮尾益理子]
 12.1 性差医療とは
 12.2 寿命, 死因の性差
 12.3 健康寿命と性差
 12.4 ライフサイクルの性差
 12.5 女性外来と高齢者医療
 12.6 高齢者の疾患, ADLの性差, 高齢者における性差医療
13. 老年疾患への東洋医学的アプローチ[荒井啓行]
13.1 東洋医学
13.2 高齢者における漢方治療のEBM
14. 健康寿命の概念とその延伸法および疾患との関係[鈴木隆雄]
14.1 健康寿命とは
 14.2 介護保険と健康寿命
14.3 疾病と健康寿命
14.4 健康寿命の延伸

第 2 章 老年症候群
1. 健忘症候群(記憶力障害)[飯島 節]
1.1 加齢と記憶
1.2 健忘症候群
2. 尿路障害[村山猛男]
2.1 排尿機構の老化に伴う障害
2.3 高齢疾患に基づく排尿障害
2.3 高齢者の排尿障害の頻度
2.4 排尿障害の原因の診断
2.5 排尿障害の治療
2.6 排尿障害の治療成績
3. 視聴覚障害
3.1 眼[沼賀二郎・中川卓]
3.2 聴覚障害[加我君孝・中村雅子]
4. 低栄養[葛谷雅文: 名古屋大学大学院医学系研究科]
4.1 低栄養とは
4.2 栄養状態の指標
4.3 低栄養の有病率
4.4 低栄養の要因
4.5 低栄養をめぐる問題点とその対策
5. 骨折・転倒[細井孝之]
5.1 転倒の定義と高齢者における定義
5.2 転倒の疫学
5.3 転倒の要因と危険因子
5.4 転倒による骨折
5.5 転倒の予防
6. 寝たきり[高橋龍太郎]
6.1 寝たきりの意味と背景
6.2 寝たきり老人の数
6.3 寝たきりの原因と経過
6.4 寝たきりに伴う合併症
6.5 ADL,認知機能と寝たきり
6.5 寝たきり期間と介護問題
6.6 寝たきり政策の転換
7. 褥瘡[真田弘美・仲上豪二朗]
7.1 発生要因
7.2 好発部位
7.3 症状
7.4 予防
7.5 保存的治療
7.6 外科的治療
7.7 退院後,在宅での管理
8. 嚥下障害[寺本信嗣]
8.1 正常嚥下の機序と加齢変化
8.2 嚥下機能障害と誤嚥
8.3 誤嚥および誤嚥性肺疾患
9. うつ[武田雅俊]
 9.1 頻度 
 9.2 高齢者の心理的・社会的要因
 9.3 高齢者の身体的要因(血管性うつ病)
 9.4 うつ病と血管障害
 9.5 診断
 9.6 症状
 9.7 高齢者うつ病の特徴
 9.8 治療
10. 高齢者のせん妄[武田雅俊]
10.1 老化とせん妄
10.2 せん妄と認知症の鑑別
10.3 せん妄の分類
10.4 せん妄の原因
 10.5 せん妄の生化学的病態
11. 高齢者の睡眠・リズム障害[武田雅俊] 
11.1 睡眠の種類と解析
 11.2 生活習慣病と睡眠障害
 11.3 高齢者の睡眠とリズム
12. 便秘[須藤紀子] 
12.1 排便の機序
 12.2 排便の定義
12.3 便秘の分類
 13.4 便秘の診断
13.5 便秘の治療
13. 廃用症候群[後藤杏里・安保雅博]
13.1 廃用症候群とは
13.2 不動の要因と徴候
13.3 加齢と廃用症候群の関係
13.4 不動による諸臓器機能低下とリハビリテーションの取り組み
13.5 廃用症候群に対する日常生活・地域社会での取り組みについて
14. めまい・平衡障害[加我君孝] 
14.1 はじめに
14.2 めまい疾患の種類
14.3 高齢者のめまいと転倒
14.4 おわりに

第 3 章 老年病各論
1. 循環器疾患
1.1 循環器系の加齢変化と高齢者における循環器疾患の特徴[大内尉義]
1.2 心不全[高田淳・土居義典]
1.3 ショック[矢部敏和・土居義典]
1.4 虚血性心疾患[原田和昌]
1.5 高血圧・低血圧[楽木宏実・大石充]
1.6 不整脈[山下武志]
1.7 弁膜症・先天性心疾患[山崎直仁・土居義典]
1.8 心筋症[大川眞一郎: 霞が関ビル診療所]
1.9 肺性心[山本啓二・島田和幸]
1.10 心膜疾患[秋下雅弘]
1.11 大動脈瘤,大動脈解離[星出聡・島田和幸]
1.12 動脈硬化[荒井秀典]
2. 骨,運動器疾患
2.1 骨,運動器の加齢変化と高齢者における骨,運動器疾患の特徴[白木正孝]
2.2 骨粗鬆症[細井孝之]
2.3 骨折[細井孝之]
2.4 変形性脊椎疾患[穴水依人]
2.5 変形性関節疾患[山本精三]
 2.6 後縦靭帯骨化症 [成澤研一郎・中村利孝]
3. 神経疾患
3.1 高齢者における神経疾患の特徴[犬塚 貴]
3.2 虚血性脳血管障害[岩本俊彦]
3.3 出血性脳血管障害[岩本俊彦]
3.4 Binswanger型白質脳症[山之内 博]
3.5 パーキンソン症候群とその他の錐体外路疾患=運動異常[葛原茂樹]
3.6 脊髄疾患[葛原茂樹]
3.7 末梢神経疾患[葛原茂樹]
3.8 内科疾患に伴う神経症状と医原性神経障害[葛原茂樹]
4. 消化器疾患
4.1 消化器系の加齢変化と高齢者における消化器疾患の特徴[若月芳雄]
4.2 上部消化管疾患[木下芳一]
4.3 下部消化管疾患[水野雅博・若月芳雄]
4.4 胆道疾患[岡野裕行]
4.5 膵臓疾患[岡野裕行]
4.6 肝臓疾患[八橋弘]
5. 呼吸器疾患
5.1 呼吸器系の加齢変化と高齢者における呼吸器疾患の特徴[長瀬隆英]
5.2 慢性閉塞性肺疾患[木野博至]
5.3 肺がん[濱野栄美]
5.4 気管支喘息[山口正雄]
5.5 高齢者の肺炎[山本 寛]
5.6 嚥下性肺炎[山本 寛]
5.7 肺結核[久田哲哉]
5.8 間質性肺炎[石井 彰]
5.9 呼吸不全[永田泰自]
6. 感染症
6.1 高齢者における感染症の特徴[稲松孝思]
6.2 高齢者発熱疾患の診断[増田義重]
6.3 敗血症,髄膜炎[森 伸晃]
6.4 インフルエンザ・ノロウイルス感染症[高橋 孝]
6.5 MRSA, MDRP真菌など[稲松孝思]
6.6 抗菌薬関連腸炎[千村百合]
6.7 感染症の治療[増田義重]
7. 内分泌代謝疾患
7.1 内分泌系の加齢変化と高齢者における内分泌代謝疾患の特徴[高柳涼一]
7.2 糖尿病[横野浩一]
7.3 低血糖[大庭建三・中野博司]
7.4 脂質異常症(高脂血症)[中野博司・大庭建三]
7.5 肥満とやせ, メタボリックシンドローム[櫻井孝・横野浩一]
7.6 甲状腺疾患 
 7.6.1 甲状腺機能低下症 [河手久弥]
7.6.2 甲状腺機能亢進症 [野村政壽]
7.7 副甲状腺疾患 
 7.7.1 副甲状腺ホルモンによるCa・Pの代謝調節 [大中佳三]
 7.7.2 副甲状腺機能亢進症 [足立雅広]
7.7.3 その他の高Ca血症をきたす疾患[足立雅広]
 7.7.4 副甲状腺機能低下症 [大中佳三]
7.8 下垂体,副腎疾患
  7.8.1 下垂体機能低下症 [岡部泰二郎]
  7.8.2 成人成長ホルモン分泌不全症 [岡部泰二郎]
7.8.3 ACTH単独欠損症 [岡部泰二郎]
7.8.4 下垂体腫瘍 [岡部泰二郎]
7.8.5 先端巨大症 [岡部泰二郎]
7.8.6 クッシング病 [岡部泰二郎]
7.8.7 尿崩症(Diabetes insipidus:DI) [岡部泰二郎]
7.8.8 不適切ADH分泌症候群,syndrome of inappropriate secretion of ADH(SIADH)
[岡部泰二郎]
7.8.9 加齢に伴う副腎皮質機能の変化 [柳瀬敏彦]
7.8.10 老年者の副腎皮質疾患 [柳瀬敏彦]
7.8.11 老年者の副腎髄質疾患 [柳瀬敏彦]
8. 血液疾患 
8.1 血液系の加齢変化と高齢者における血液疾患の特徴[大田雅嗣]
8.2 貧血[小松則夫]
8.3 多血症・血小板増加症[檀和夫]
8.4 骨髄異形成症候群[大屋敷一馬]
8.5 急性白血病[脇田充史]
8.6 慢性白血病[鈴宮淳司]
8.7 悪性リンパ腫[新津 望]
8.8 骨髄腫[鈴木憲史]
8.9 凝固異常[坂田洋一]
8.10 高齢者に対する造血幹細胞移植[宮腰重三郎]
9. 腎疾患・水電解質代謝異常
9.1 腎・泌尿器系の加齢変化と高齢者における腎疾患・水電解質代謝異常の特徴[井上剛輔]
9.2 腎疾患[井上剛輔 ]
9.3 高齢者水電解質代謝[鳥羽研二]
10. 精神疾患[武田雅俊] ◎ (34) 
10.1 高齢者における精神疾患の特徴[武田雅俊] (4)
10.2 うつ病 [森原剛史](5)
10.3 幻覚妄想状態 [田中稔久](5)
10.4 神経症・人格変化・依存 [福永知子](5)
10.5 アルツハイマー型認知症 [田上真次・大河内正康・武田雅俊](7)
10.6 血管性認知症 [工藤 喬](3)
10.7 その他の認知症 [数井裕光](5)
11. 女性疾患  
11.1 高齢者における婦人科疾患の特徴[矢野 哲]
11.2 更年期障害[高松 潔]
11.3 閉経後女性の泌尿生殖器系のトラブル[久具宏司]
11.4 外陰疾患[川名敬]
11.5 POP(骨盤臓器脱)[藤井恭一]
11.6 子宮悪性腫瘍[織田克利]
11.7 卵巣悪性腫瘍[中川俊介]
12. 男性疾患
12.1 加齢性腺機能低下症[堀江重郎]
 12.2 高齢男性の排尿障害[磯谷周治]
12.3 前立腺の診断と治療[井手久満・武藤智]
13. 皮膚疾患
13.1 加齢による皮膚変化と高齢者における皮膚疾患の特徴[玉置邦彦]
13.2 高齢者の掻痒性皮膚疾患[種井良二]
13.3 高齢者の皮膚感染症[五十棲 健]
13.4 高齢者の全身疾患でみられる皮膚症状[今門純久 ]
14. 膠原病と免疫不全[杉原毅彦]
14.1 高齢者に多い膠原病
14.2 高齢者における免疫不全状態
15. 外科
15.1 腹部外科領域
15.1.1 上部消化管の外科[市倉 隆]
15.1.2 下部消化管の外科[高橋慶一]
15.1.3 肝・胆・膵臓の外科[木村 理]
15.1.4 急性腹症の外科[黒岩厚二郎]
15.2 循環器疾患の外科治療[山口敦司]
15.3 脳神経外科領域[小林 秀]
15.4 骨・関節外科領域[大西英生・中村利孝]
16. 老年歯学[山根源之]
16.1 老年者における口腔機能と歯科疾患の特徴
16.2 口腔領域の老化
16.3 歯および歯周疾患
16.4 う蝕と歯周病以外の口腔疾患
16.5 老年者にかかわる歯科医療
17. 救急医療[長谷川浩]
 17.1 背景
 17.2 疾患の割合
 17.3 救急医療に関連する高齢者の生理的変化について
 17.5 各症候・疾患別の特徴
 17.6 救急の状態を脱した後の転帰

第 4 章 リハビリテーション
1. 老年医学的リハビリテーション[江藤文夫]
1.1 老化とハンディキャップ
1.2 障害とリハビリテーションの目標
1.3 チーム・アプローチ
1.4 障害の評価
1.5 おもな治療法と対応(トリートメント): 急性期から回復期医療中心に
2. 運動と物理療法[鈴木大雅・古市照人]
2.1 高齢者の運動
2.2 高齢者の物理療法
3.作業療法[清水 一]
3.1 作業療法の概念
3.2 高齢者のリハビリテーションと作業療法の臨床実践課題
3.3 高齢者への作業療法の流れ
4. 言語聴覚療法[西脇恵子・上杉由美 ・吉畑博代]
4.1 高齢者のコミュニケーション障害
4.2 評価・診断
4.3 コミュニケーション障害の特徴
4.4 高齢者に対する言語訓練
4.5 嚥下障害への対応
5. 地域リハビリテーション[浜村明徳]
 5.1 わが国における地域リハビリテーション活動の歴史
 5.2 地域リハビリテーションの考え方
 5.3 リハビリテーション医療と地域リハビリテーション
 5.4 在宅リハビリテーション
 5.5 地域リハビリテーションの支援体制
 5.6 地域リハビリテーションの課題

第 5 章 高齢者看護
1. 看護の視点[村嶋幸代]
1.1 高齢者看護の定義
1.2 高齢者看護の対象の特徴
 1.3 高齢者看護で重要なこと
1.4 高齢者看護の活動内容
2. 脳卒中高齢者の看護[大島浩子]
2.1 脳卒中の疫学 
2.2 脳卒中の予防と看護
2.3 脳卒中による神経学的障害
2.4 脳卒中の治療と看護
2.5 脳卒中患者の生活生涯と看護
3. 認知症高齢者の看護[田高悦子]
3.1 認知症高齢者の定義と特性 
3.2 認知症高齢者の看護
4. 高齢者の「閉じこもり」予防[河野あゆみ]
 4.1 「閉じこもり」の定義
 4.2 「閉じこもり」の発生率
 4.3 「閉じこもり」の特徴
 4.4 高齢者の「閉じこもり」のための看護
5. 高齢者の転倒予防[征矢野あや子]
 5.1 病院, 介護・福祉施設
 5.2 地域
6. 高齢者のケアマネジメント[永田智子]
6.1 ケアマネジメントとは
 6.2 高齢者におけるケアマネジメントのプロセス
 6.3 介護保険制度における在宅ケアマネジメント
 6.4 退院支援と高齢者総合評価
7. 高齢者を支える24時間ケアシステム[村嶋幸代]
 7.1 “24時間訪問看護・介護ケア”の必要性
 7.2 24時間訪問看護・介護ケアのシステム整備上の課題
第 6 章 在宅患者の医療,看護,介護
1. 在宅医療[舩木良真・大島伸一]
1.1 在宅医療の本質
1.2 在宅医療の実践
2. 在宅看護,介護[金川克子]
2.1 在宅看護・介護とは
2.2 在宅看護・介護が進展している背景
2.3 在宅看護・介護の特徴
2.4 在宅看護・介護の実態
2.5 在宅看護・介護の課題と展望
3. 退院支援, 地域医療、介護連携[長野宏一朗]
 3.1 退院支援の背景と目的
 3.2 退院計画
 3.3 退院困難者の抽出
 3.4 退院の支援
 3.5 退院医療(discharge medicine)の実践
 3.6 在宅療養への退院医療
 3.7 チームによる退院支援と総合的機能評価
 3.8 退院支援の最終過程
 3.9 「退院は患者がきめる」

第 7 章 高齢者終末期医療[井口昭久]
1. 高齢者の終末期医療における終末期とは
2. 高齢者の終末期医療およびケアの問題点
3. 尊厳死
4. 法律的側面
4.1 前提
4.2 安楽死
5. 欧州における終末期ケアに関する世論や動向
6. 日本老年医学会の「立場表明」

III  社会老年学

第1章 社会老年学の理論、方法と課題
1. 社会老年学の理論——方法と課題 [柴田博]
1.1 領域と課題
2. 社会学からのアプローチ[武川正吾]
3. 心理学からのアプローチ[秋山弘子]
4. 歴史学からのアプローチ[安川悦子]
 4.1 近代社会の成立と高齢者観の変化
 4.2 福祉国家の成立と高齢者像の転換
 4.3 福祉国家におけるエイジング神話の成立
 4.4 フェミニズムからのエイジズム批判
5. 経済学からのアプローチ[岩本康志]
6. 法学からのアプローチ[樋口範雄]
6.1 はじめに
 6.2 高齢者に対する法的アプローチの基本問題
7. 政治学からのアプローチ[ジョン キャンベル]
8. 保健学からのアプローチ [甲斐一郎]

第2章 高齢期における可能性と限界
1. 生涯発達, life course, successful aging, 老いの形態
1.1 Successful aging [芳賀博]
1.2 生涯発達理論 [佐藤眞一]
1.3 プロダクティブ・エイジング [杉原陽子]
1.4 Quality of life [渡辺修一郎]
2. 健康(身体機能、身体・精神的健康、保健・疾病行動)
2.1 健康状態(活動の概念、質調整余命、主観的健康感)[石崎達郎]
2.2 健康行動(受療行動、セルフケア、健康行動モデル)[甲斐一郎]
2.3 身体的健康に関連する心理・社会・経済的要因 [古谷野亘]
3. 認知能力(記憶、情報処理能力など)
 3.1 高齢期の認知 [権藤恭之]
 3.2 高齢者の感情と人格 [増井幸恵]
4. 社会関係(夫婦、親子、友人、地域など)
4.1 家族・親族関係 [直井道子]
4.2 友人・隣人・地域関係 [小林江里香]
5. 就業と退職
5.1 就業 [山田篤裕]
5.2 退職の影響 [杉澤秀博]
 5.3 退職行動 [杉澤秀博]
6. 家計と資産(ファイナンシャル・ジェロントロジー含む)
6.1 貯蓄・資産 [菅 万理・チャールズ・ユウジ・ホリオカ]
6.2 貧困・消費 [大竹文雄・小原美紀]
7. 死生学 [島薗 進]
7.1 死生学とホスピス運動
 7.2 死生学とスピリチュアル・ケア
 7.3 死生学の広がり
 7.4 日本の死生学の歴史と特徴
 7.5 日本人の死生観の継承

第3章 高齢社会における諸課題と社会対応(マクロ)
1. 人口の高齢化が与える経済・社会的インパクト 
  まえがき[阿藤 誠: 早稲田大学人間学部]
1.1 日本人口の動態[阿藤誠]
 1.2 地域人口の動向[阿藤誠]
1.3 高齢者のニーズ構造の変化[白波瀬佐和子]
1.4 生産年齢人口の変化[加藤久和]
1.5 高齢者扶養構造の変化[加藤久和]
2. 所得保障
2.1 年金[高山憲之]
2.2 その他の所得保障[駒村康平]
3. 雇用政策[樋口美雄・山本 勲]
 3.1 日本の高年齢期の就業行動の特徴と定年制度
 3.2 高齢者の就業行動に影響を与える要因
 3.3 政府の雇用政策
 3.4 高齢者の雇用を確保するための企業の取り組み
4. 保健・医療・福祉サービス保障
4.1 保健・予防 [安村誠司]
4.2 医療 [石崎達郎]
4.3 福祉サービス
4.3.1 介護保険 [白澤政和]
  4.3.2 ソーシャルワーク[白澤政和]
4.3.2 地域福祉 [上野谷加代子]
5. 高齢期における社会参加
5.1 社会参加と健康長寿 [杉原陽子]
5.2 ソーシャルキャピタルとしての高齢者 [安立清史]
6. 高齢者の権利・尊厳維持の保障
6.1 成年後見制度 [樋口範雄]
6.2 高齢者虐待 [高崎絹子・小長谷百絵]
6.3 尊厳維持 [藤田綾子]
6.4 高齢者の犯罪被害 [花立文子]
 6.5 高齢者における安心・安全[杉井清昌]
7. 老年学教育
7.1 初・中等教育における老年学教育 [谷口幸一]
7.2 高等教育における老年学教育 [渡辺修一郎]
7.3 高齢社会における生涯学習プログラム [瀬沼克彰]
8. 産業界の取り組み, 展望
8.1 長寿社会と生命保険業[竹原 功]
8.2 警備事業から社会システム産業へ[小幡文雄]
8.3 民間企業における高齢者住宅事業の取り組み[田中紀之]


IV 高齢者支援機器・技術

第1章  総論 [山内 繁]
1. 用語と定義
1.1 「支援機器」を表す用語
 1.2 支援機器の定義
2. 支援機器の役割
2.1 支援機器と身体機能 
2.2 支援機器と医療機器
 2.3 オーファンプロダクツとユニバーサルデザイン
3. 安全性と標準化
 3.1 支援機器と安全
 3.2 支援機器の標準化
4. 支援機器の分類 
4.1 支援機器の区分
 4.2 ISO999国際支援機器分類

第2章  健康技術 [田村俊世]
1. 家庭用健康管理機器 [志賀利一]
1.1 血圧計
 1.2 体組成計
 1.3 血糖計
 1.4 体温計
 1.5 心電計
 1.6 歩数計
 1.7 活動量計
2. 高齢者のための在宅健康管理システム [田村俊世]
2.1 スマートハウス
2.2 健康モニタリングシステム
2.3 ウェアラブルセンサ
3. 加速度センサを用いた高齢者の歩行機能の定量計測 [牧川方昭]
3.1 体重心加速度からの日常生活における身体活動の読み取り
 3.2 体重心加速度からの相対速度, 相対移動軌跡の推定
 3.3 方向機能評価のためのテストコース
 3.4 4つの定量評価指標の算出
 3.5 高齢者の歩行機能計測実験

第3章  福祉用具 
1 福祉用具と給付制度[井上剛伸]
2. 義肢装具[森本正治]
3. 入浴, 排せつの福祉用具[渡邉愼一] 
3.1 入浴, 排せつを福祉用具で支援する視点
 3.2 入浴行為の特徴
 3.3 排せつ行為の特徴
4. 移動機器[田中 理]
 4.1 はじめに
 4.2 歩行補助具
 4.3 車いす
 4.4 移乗機器
 4.5 移動の拡大に用いる機器
5. 家事用具[早川宏子]
 5.1 家事の特徴
5.2 家事用具とその適応
6. 情報コミュニケーション機器[畠山卓朗]
6.1 ICT進歩と高齢者
 6.2 対面での会話に用いられる用具
 6.3 電話機
 6.4 パソコン利用
 6.5 重い障害が伴う人のためのコミュニケーション機器
 6.6 より良いコミュニケーション環境を築くために
7. 操作用具[山内 繁]
7.1 福祉用具分類における位置づけと定義
7.2 テクノエイド協会TAISに見る操作用具
7.3 使用者, 手段, 用具, 目的
7.4 環境制御装置の実際と新たな方向
8. 電動介護ベット[山内 繁]
8.1 電動介護ベッドの定義と分類
8.2 電動介護ベッドの安全性
8.3 電動介護ベッド安全のための標準の取り組み
9. 環境改善機器・作業用具, レクリエーション用具[井上剛伸]

第4章 住宅
1. 住戸全体の設計[野村 歡]
1.1 高齢者住宅の特徴
1.2 戸建住宅の設計
2. 各室設計の共通事項[野村 歡]
2.1 段差の解消
2.2 手すりの取り付け
2.3 スペースの確保
2.4 建具
2.5 収納スペース
2.6 設備機器
2.7 色彩・照明
3. 各室設計[田中 賢]
 3.1 アプローチ・玄関
 3.2 廊下
 3.3 階段
 3.4 洗面・浴室 
 3.5 トイレ
 3.6 台所・食堂
 3.7 寝室・居間

第5章 高齢社会にむけたまちづくり[北川博巳]
1. 基盤としてのまちづくりの考え方と制度  
1.1 本書で考える「まちづくり」とは
1.2 まちづくりの制度
 1.3 生活と移動・まちとの関係
 1.4 まちづくりの目的
 1.5 移動・利用環境の整備の目標
2. 高齢社会にむけたまちづくり制度の流れ
2.1 「福祉のまちづくり条例」から「交通バリアフリー法」の施行まで
2.2 交通バリアフリー法(2000年)
2.3 交通バリアフリー法の成果と課題
 2.4 国土交通省「ユニバーサルデザイン政策大綱」(2005年)
 2.5 バリアフリー新法
 2.6 まちづくりを支援する基準やガイドライン
3. 高齢者の外出支援制度

第6章 共用品 (アクセシブルデザイン)
1. 共用品(アクセシブルデザイン)とは [三好 泉]
1.1 高齢社会に対応した製品や環境の設計
 1.2 ISO/ICEガイド71とアクセシブルデザイン
2. 共用品(アクセシブルデザイン)の使用対象者 [三好 泉]
 2.1 日常生活における不便さ調査 (障害のある人々)
2.2 日常生活における不便さ調査(高齢)
3. 共用品(アクセシブルデザイン)市場 [凌 竜也]
3.1 共用品(アクセシブルデザイン)の市場規模
3.2 共用品(アクセシブルデザイン)と業界・製品事例
4. 共用品(アクセシブルデザイン)の標準化 [佐川 賢]
4.1 アクセシブルデザイン関連標準化の経緯
4.2 共通規格・個別規格
4.3 ISO/TC159 アクセシブルデザイン・アドバイザリー・グループ
5. 共用品(アクセシブルデザイン)の普及 [森川美和]
5.1 共用品(アクセシブルデザイン)の普及法(展示・データベース・その他)
5.2 次世代へ伝言

第7章 将来技術(ロボット等)
1. 福祉ロボット・人間支援ロボット・生活支援ロボット [藤江正克]
 1.1 支援ロボットの必要性
 1.2 期待されるロボット像
 1.3 国のロボット普及施策
 1.4 展望
2. IT技術[伊福部達]
 2.1 「見る」機能を支援するIT
2.2 「聞く」機能を支援するIT
2.3 「話す」機能を支援するIT
2.4 IT応用の将来
3. ジェロンテクノロジー
3.1 ジェロンテクノロジーとは義 [佐川賢]
3.2 ジェロンテクノロジーの領域と理念 [佐川 賢]
 3.3 ジェロンテクノロジーの各研究分野の現状 [梅室博行]


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