目次

序章　戦後政党の発想と文脈
　1　経験から歴史段階理論へ
　2　時代の発想・文脈と政治
　3　「構造政策」と「構造改革」の緊張
　4　構造変動と政治・行政
　5　戦後政党配置と《市民政治》
　6　政党研究の論点と構成
　7　政党組織と政官業複合　
　8　政党のあり方と憲法運用　
　9　〈市民政治〉と政党の可能性
　10 市民政治の原始化と分節政治
I　1960年前後・日本の政党現実
　1　国民不在の選挙制度
　2　保守・革新——組織の対決
　3　「安保」直後の政治状況
II　保守・革新対抗軸の再編
　4　社会党・交錯する二潮流
　5　池田内閣とニュー・ライト
III　社会変動と圧力団体・政党
　6　戦後農村の変容と政治
　7 労組政治活動の論理
IV　都市型社会への移行と政党転機
　8　ニュー・ライトとオールド・ライト
　9 工業社会と革命の論理
　10 構造変動と戦後民主主義
あとがき