日独関係史 一八九〇−一九四五
日独関係史 一八九〇−一九四五 II 枢軸形成の多元的力学
A5判 352ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-025122-8 C332
奥付の初版発行年月:2008年02月
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-025122-8 C332
奥付の初版発行年月:2008年02月
内容紹介
第二次世界大戦・太平洋戦争期の1930-40年代における日独関係は,日独伊三国同盟という枢軸形成の曲折に満ちた過程と,それぞれの内政的変動に彩られている.その輻輳した政治的・軍事的・経済的内実を,アジアの多極的な国際情勢を踏まえて明らかにする.
目次
第1章 親日路線と親中路線の暗闘——一九三五—三六年のドイツ(田嶋信雄)
第2章 三国同盟の内実——一九三七—四五年の日本とドイツ(ゲルハルト・クレープス)
第3章 同床異夢の枢軸形成——一九三七年のイタリアを中心に(石田 憲)
第4章 日独同盟と中国大陸——「満洲国」・汪精衛「政権」をめぐる交渉過程(周 恵民)
第5章 日独関係における陸軍(スヴェン・サーラ)
第6章 日独海軍の協力関係(ベルトホルト・ザンダー = ナガシマ)
第7章 戦時経済協力の実態——ドイツの電撃的勝利から独ソ開戦まで(工藤 章)