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人文知2 死者との対話

人文知
人文知2 死者との対話

A5判 240ページ
価格:2,800円+税
ISBN978-4-13-003502-6 C1300
奥付の初版発行年月:2014年11月

内容紹介

取り返しのつかない喪失を超えて,記憶を引きつぎ,死者をして語らしめる試みこそ人間の文化にほかならない.時間を超え,様々な遺物に刻まれた死者の声に真摯に向き合い,過去を読むという人文知の根本的務めに立ち戻り,また未来への中継者としての人文知の意義を問い直す.


目次

序 「死者との対話」とは何か——バルトからシャトーブリアンへ(野崎 歓)

I 思考の根源
1 「死者」とはだれのことか——古代中国における死者の記憶を中心に(池澤 優/宗教学)
2 思考の痕跡としてのテクスト(下田正弘/インド哲学仏教学)
3 ヨーロッパ中世に響く死者の声 (小池寿子/美術史学 *国学院大学)

II 問題の現場
4 考古学から見た死と儀礼 (佐藤宏之/考古学)
5 聖なる宝物——天と地をつなぐモノ(秋山 聰/美術史学)
6 死者をめぐる歴史と物語——関東大震災を例として(鈴木 淳/日本史学)

III 前線の拡大
7 死者がよみがえる場所 (木下直之/文化資源学)
8 復活の夢と不死のユートピア——統計としての大量死を超えて(沼野充義/現代文芸論・スラヴ文学)
9 喪と再生の物語について (小野正嗣/作家・フランス文学 *立教大学)

あとがき(秋山 聰)


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