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 「戦争非合法化」論と日本国憲法の平和主義日本国憲法第9条成立の思想的淵源の研究

日本国憲法第9条成立の思想的淵源の研究 「戦争非合法化」論と日本国憲法の平和主義

A5判 428ページ 上製
定価:6,200円+税
ISBN978-4-88125-168-3(4-88125-168-6) C3032
奥付の初版発行年月:2006年02月

内容紹介

世界の平和主義や日本国憲法起草者の思想を検討し、1920年代にアメリカを中心に提唱・展開された「戦争非合法化」思想及び運動が、日本の憲法第9条成立にどのように影響したのか考察する。

著者プロフィール

河上 暁弘(カワカミ アキヒロ)

1972年 富山市生まれ。
1995年 中央大学法学部政治学科卒業。
1999年 中央大学大学院法学研究科公法専攻博士前期課程修了。
2005年 専修大学大学院法学研究科公法専攻博士後期課程修了。博士(法学)。
神奈川県平塚市自治基本条例策定委員(学識委員,2005年7月提言書提出),中央大学人文科学研究所客員研究員(現在に至る)を歴任。
[著作]本書収録以外の主なもの
「戦争非合法化論と日本国憲法」『立憲主義とデモクラシー』憲法倫理研究会編,啓文堂,2001。「憲法第20条『政教分離』の原理的考察に向けて ― 『国家と宗教』その深層」『人文研紀要』48号,中央大学人文科学研究所,2003。「自治体による危機管理・平和保障政策と『国民保護法制』」『自治総研』2005年6月号。「北朝鮮の核問題」『新しい時代を拓くために ― 民主主義・人権・民族統一』(共翻訳)金大中,"The Korean Problem: Nuclear Crisis, Democracy, and Reunification , Korean and Asia," 影書房,1998。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに


第Ⅰ部 日本国憲法第9条成立の思想的背景 ― 日本国憲法第9条成立の「思想的淵源」導出のための予備的考察
 はじめに 日本国憲法の思想的意味 (議論の限定と枠組み)
 第1章 世界史の中の平和思想
 第2章 日本近代思想のレベル (国権と民権)
 第3章 日本国憲法の平和主義条項制定当事者の思想
 第4章 憲法起草当事者の背景にある民衆の思想 ― 「戦争非合法化」論の概観

第Ⅱ部 「戦争非合法化 (outlawry of war)」の理論と歴史的位置
 はじめに
 第1章 戦争違法化の先駆と不戦条約
 第2章 「戦争非合法化 (outlawry of war)」構想成立の背景
 第3章 「戦争非合法化」論と戦争
 第4章 「戦争」から「法と裁判」へ
 第5章 不戦条約と「戦争非合法化」運動

第Ⅲ部 「戦争非合法化」論と日本国憲法第9条
 はじめに 二つの思想継承ルート
 第1章 不戦条約と「戦争非合法化」運動
 第2章 憲法9条の起草当事者 (幣原・マッカーサー)への影響
 第3章 「戦争非合法化」論と日本国憲法第9条の平和主義

結語 検討内容及び結論と今後の課題


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