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米国統治下沖縄の社会と法

米国統治下沖縄の社会と法

A5判 314ページ 並製
定価:3,200円+税
ISBN978-4-88125-165-2(4-88125-165-1) C3036
奥付の初版発行年月:2005年09月

内容紹介

沖縄の人々が「アメリカ世」と呼んだ1945年から72年まで、沖縄は特別な法システム下にあった。公的扶助の形成、住民福祉の制度、医療保障の沿革と財政など、社会・福祉法令の形成過程と特質、実際の機能を検討、解明する。

著者プロフィール

中野 育男(ナカノ イクオ)

1952年 神奈川県箱根町生まれ
法政大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(社会学)
法政大学講師,宮崎大学助教授などを経て,現在,専修大学商学部教授。
『学校から職業への迷走』 専修大学出版局,2002。『スイス労働契約の研究』労働総合研究所,1995。『市民社会の変容と労働 法』(共著)信山社,2005。『福祉国家への視座』(共著)ミネルヴァ書房,2000。『少子化と社会法の課題』(共著)法政大学出版局,1995。ほか

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

まえがき
序章 異民族統治下の法システム
 1節 米軍の占領統治
 2節 占領下の沖縄法
 3節 住民の自治政府と平和条約
 4節 米国統治下の司法制度
 5節 大統領行政命令とプライス法

第1章 米国統治下の沖縄経済
 1節 焦土からの経済復興
 2節 基地経済の形成と展開
 3節 ケネディー新政策と経済主義的統治
 4節 ワトソン施政と日本政府援助の拡大

第2章 公的扶助の形成
 1節 占領下沖縄の公的扶助の沿革
 2節 琉球政府の創設と生活保護法の制定
 3節 生活保護の基準
 4節 生活保護の実施状況と法外援助

第3章 児童福祉の端緒
 1節 占領下沖縄児童福祉の沿革
 2節 沖縄の児童福祉法
 3節 児童福祉行政
 4節 児童福祉の諸相

第4章 公衆衛生の推進
 1節 保健所と公衆衛生行政
 2節 感染症・風土病との闘い
 3節 医療・保健行政
 4節 駐在保健婦制度

第5章 住民福祉の制度
 1節 占領下の福祉行政
 2節 占領政策の転換と住民福祉
 3節 住民福祉の展開

第6章 高齢者の所得保障
 1節 老齢福祉年金
 2節 国民年金保険
 3節 厚生年金保険
 4節 公務員退職年金

第7章 健康保障の蹉跌
 1節 占領下沖縄の医療保障の沿革
 2節 住民皆保険
 3節 療養費給付の制度
 4節 医療保険財政

終章 社会保険統合化の試み
 1節 社会保険統合化の端緒
 2節 米国民政府の社会保険統合試案
 3節 社会保険統合試案の評価
 4節 琉球政府の対応と問題の所在
 5節 総合社会保険樹立への途
むすび
索引


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