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究極の森林

学術選書032
究極の森林

四六判 214ページ 並製
定価:1,800円+税
ISBN978-4-87698-832-7 C1361
奥付の初版発行年月:2008年03月 / 発売日:2008年03月上旬

内容紹介

安い外材に押されて衰退しつつあった日本の林業だが,輸送コストの削減,外来生物の侵入防止,地域経済の活性化といった「地産地消」のメリッ卜が理解されはじめ,復活の兆しが見えてきた.この復活を本物にし,森林のもつ環境保全機能を維持しながら林業を経営的に成り立たせる「究極」の森林管理とはどのようなものだろうか.

著者プロフィール

梶原 幹弘(カジハラ ミキヒロ)

1933年に高知市に生まれる.
1957年に京都大学農学部林学科を卒業し,1962年に同大学院博士課程修了.農学博士.
1962年に京都大学農学部助手.1965年に京都府立大学農学部講師,助教授を経て,1986年に同教授.1997年に退職して京都府立大学名誉教授.
専門は林木の測定・成長と森林の施業で,1992年に森林計画学賞(第1回)を受賞.

【主な著書】
『森林計測学講義』(分担執筆,養賢堂,1987年),『相対幹形-その実態と利用-』(単著,森林計画学会出版局,1993年),『樹冠と幹の成長』(単著,森林計画学会出版局,1995年),『択伐林の構造と成長』(単著,森林計画学会出版局,1998年),『樹冠からみた林木の成長と形質』(編著,森林計画学会出版局,2000年),『森林の施業を考える-機能向上と経営収支改善のために-』(単著,森林計画学会出版局,2003年)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

口絵
はじめに

第Ⅰ章 森林の取り扱いの歴史
 1 自然的な森林の利用--室町時代まで
 2 皆伐林と択伐林の成立--江戸時代
 3 皆伐林の発展--明治時代以降
第Ⅱ章 森林施業の現状と問題点
 1 施業方法の種類と現状
 2 皆伐林と択伐林の施業における問題点
第Ⅲ章 樹冠の大きさと森林の樹冠量
 1 樹冠の形と大きさ
 2 樹冠の空間占有状態と森林の樹冠量
第Ⅳ章 樹冠と幹の成長との関係
 1 幹の成長を支配する樹冠量
 2 幹の形と幹材積
 3 幹材の形質
第Ⅴ章 樹冠からみた幹材積生産量
 1 皆伐林の密度管理状態による差異
 2 択伐林の幹材積生産量
 3 皆伐林と択伐林における優劣
第_章 林冠の状態と環境保全機能
 1 環境保全機能の種類
 2 機能の発揮に適した林冠の状態
 3 林冠管理による機能の向上
第_章 究極の森林-択伐林
 1 施業の方法
 2 木材生産の経営収支
 3 持続性と健全
 4 導入と拡大の効果
第_章 択伐林によせる期待
 1 国有林の役割と責任
 2 里山林の整備
 3 貴重な天然林の維持
 4 景観の保全
 5 自然的な森林の生態保持

おわりに
参考文献
索引


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