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 ジャワ語写本にみる19世紀インドネシアのイスラーム潮流オランダ植民地体制下ジャワにおける宗教活動

オランダ植民地体制下ジャワにおける宗教活動 ジャワ語写本にみる19世紀インドネシアのイスラーム潮流

A5判 344ページ 上製
定価:6,800円+税
ISBN978-4-87259-422-5 C3022
奥付の初版発行年月:2013年02月

内容紹介

9世紀ジャワに関し、従来の社会経済史的研究を背景とし、宗教運動という独自の切り口から、イスラーム指導者リファイ、現地人官吏、オランダ人官吏、それぞれの視点で書かれた資料を響き合わせることにより、多義的に歴史を叙述する。リファイがイスラームを定着させるためペゴン(アラビア文字表記のジャワ語)で記した著作をローマ字翻字した資料も掲載。現地調査、オランダ語、ジャワ語アラビア文字資料を駆使した労作。

第12回東南アジア史学会賞 受賞

著者プロフィール

菅原 由美(スガワラ ユミ)

大阪大学大学院言語文化研究科 言語社会専攻 准教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序章 問題の所在
第一節 インドネシア植民地期研究
第二節 本書の目的と分析方法
第三節 アフマッド・リファイ運動研究第四節 史料第五節 叙述の順序第一章 19世紀中葉中部ジャワ北海岸の社会状況
第一節 経済状況:強制栽培制度第二節 政治状況:現地人官吏と植民地政庁の関係
第三節 宗教状況:インドネシア・ジャワのイスラーム研究史小 括 植民地統治の深化とイスラーム潮流第二章 アフマッド・リファイ運動の概要 
第一節 アフマッド・リファイのプロフィール第二節 アフマッド・リファイの弟子
第三章 オランダ植民地政庁とアフマッド・リファイ 
第一節 19世紀前半の東インドにおけるオランダの対イスラーム政策
第二節 本書の目的と分析方法小 括 「狂信的」ムスリム像の誕生第四章 プリヤイが作り上げたリファイ像第一節 リファイに関する報告書の提出第二節 『リパンギ物語』に見るリファイ像
小 括 プリヤイが作り上げたリファイ像第五章 リファイの著書と思想 
第一節 リファイの著書の概要とリファイの思想のイスラーム学における位置第二節 著書にみられるアフマッド・リファイの思想第三章 プリヤイとの争点と反論小 括 古典キタ—プ群の知識に裏付けられた宗教信念

終 章 19世紀中部ジャワの政治と宗教


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