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コンフリクトのなかの芸術と表現

叢書コンフリクトの人文学4
コンフリクトのなかの芸術と表現

A5判 384ページ 並製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-87259-405-8 C3036
奥付の初版発行年月:2012年03月

内容紹介

①「国民国家/ナショナリティ」と「地域制/ローカ
リティ」を双極としたときに浮上する芸術活動その
ものの実態,ならびに芸術にかかわる言説の布置.
文化的アイデンティティの屈折した様相に光を当て
る.②市場メカニズムのなかで展開してきた芸術家
とその表現行為を社会的な移動と流通の側面から
明かす.③東方ユダヤ人に限定して,さまざまな文
化運動の枢要なモメントとなった身体や身体表現
の重層性の検証.

著者プロフィール

圀府寺 司(コウデラ ツカサ)

大阪大学文学研究科教授

伊東信宏()

大阪大学文学研究科教授

三谷研爾()

大阪大学文学研究科教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに コンフリクトのなかの芸術と表現——文化的ダイナミズムの地平 (圀府寺司)

第Ⅰ部 地域とナショナリティ
第1章 自己/他者の表現をめぐる闘争 (岡田裕成)
第2章 民俗対立のなかの学知 (三谷研爾)
第3章 せめぎ会う「民謡」概念 (中村真)
第4章 シマノフスキの創作活動におけるジレンマ (重川真紀)
第5章 ポーランドのネオ前衛 (加須屋明子)
第6章 伝統と創造性のはざまで (川端美都子)

第Ⅱ部 移動する芸術家、流通する芸術
第7章 中東欧のなかの作曲家たち (伊東信宏)
第8章 モホイ=ナジの書簡にみる戦時下の亡命芸術家の苦悩 (井口壽乃)
第9章 19世紀イタリアにおける美術品士千葉 (上原真依)
第10章 中山晋平の音階論 (齋藤桂)
第11章 チェコ人ヴァイオリニスト、パウル・クリングと日本 (家田恭一)
第12章 ROCIプロジェクトと文化的時差 (池上裕子)
第13章 美術館はだれのものか (古澤弥生)

第Ⅲ部〈 身体〉とアイデンティティ——東欧ユダヤにおける事例
第14章 「根なし」と「肉体の主」 (赤尾光春)
第15章 カフカの見たベルリン「ユダヤ民族ホーム」 (川島隆一)


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