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戦後の沖縄の記憶を旅する日常化された境界

ブックレット・ボーダーズ4
日常化された境界 戦後の沖縄の記憶を旅する

B5判 64ページ 並製
価格:990円 (消費税:90円)
ISBN978-4-8329-6833-2 C0025
奥付の初版発行年月:2017年07月 / 発売日:2017年07月上旬
発行:特定非営利活動法人 国境地域研究センター  
発売:北海道大学出版会
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在庫あり

内容紹介

南国の豊かな暮らし。コバルトブルーに囲まれたリゾート。そして沖縄観光の明るいイメージに絶えずつきまとう米軍基地のフェンスと壁。長年、基地問題を追及してきた元沖縄タイムス記者と若手研究者による類書なき一冊。沖縄と米軍基地の現実がすべて見えてくるフィールドワークのためのガイドブック。

著者プロフィール

屋良 朝博(ヤラ トモヒロ)

元沖縄タイムス論説委員
沖縄国際大学非常勤講師
沖縄法政研究所特別研究員
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 共同研究員

野添 文彬(ノゾエ フミアキ)

沖縄国際大学准教授
専門は日本外交史

山本 章子(ヤマモト アキコ)

沖縄国際大学非常勤講師
沖縄法政研究所特別研究員
専門はアジア冷戦史

岩下 明裕(イワシタ アキヒロ)

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授
九州大学アジア太平洋未来研究センター教授
専門はボーダースタディーズ(境界研究・国境学)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はしがき(岩下明裕)
Ⅰ 本書の視角(山本章子)
Ⅱ 境界の道、国道五八号線(野添文彬)
Ⅲ ドーナツの穴をめぐって ― 宜野湾市と普天間飛行場(野添文彬)
Ⅳ 嘉手納の門前町コザ(山本章子)
Ⅴ 巨大な基地と小さな集落 ― 辺野古と金武(山本章子)
Ⅵ ヤンバルを行く(屋良朝博)
おわりに(屋良朝博)


コラム
アメリカ世とスイーツ(山本章子)
米軍泡瀬ゴルフ場・イオンモール沖縄ライカム(山本章子)
米軍基地が遊び場だった(屋良朝博)
アメリカ世と食べ物(山本章子)
辺野古の「壁」は見えるのか?(岩下明裕)


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