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 英国史の軌跡と新方位社会史と経済史

社会史と経済史 英国史の軌跡と新方位

四六判 298ページ
定価:3,000円+税
ISBN978-4-8329-6680-2 C3022
奥付の初版発行年月:2007年10月 / 発売日:2007年10月下旬

内容紹介

イギリス経済史・社会史の古典的論点(農業革命、議会エンクロージャー、産業革命、帝国主義、ケインズ革命、人口成長、女性、チャーティズム等)を、新しい史料と方法を用いて分析。通俗的な理解を変える、より漸進性・連続性を強調した新解釈を、図表を用い平易に提示する。

著者プロフィール

松村 高夫(マツムラ タカオ)

慶應義塾大学経済学部名誉教授。専門はイギリスの社会史・労働史。著書に『日本帝国主義下の植民地労働史』(不二書房、2007年)、『イギリスの鉄道争議と裁判—タフ・ヴェイル判決の労働史』(ミネルヴァ書房、2005年)、『論争七三一部隊』(晩聲社、1997年)、The Labour Aristocracy Revisited : The Victorian Flint Glass Makers, (Manchester University Press, 1983)。共著書に『連続講義東アジア−日本が問われていること』(岩波書店、2007年)、『裁判と歴史学−七三一細菌戦部隊を法廷からみる』(現代書館、2007年)、『戦災復興の日英比較』(知泉書館、2006年)、『満鉄労働史の研究』(日本経済評論社、2002年)など多数。共訳書にR.ハリソン『産業衰退の歴史的考察—イギリスの経験』(こうち書房、1998年)、D.ダビディーン『大英帝国の階級・人種・性—W・ホガースにみる黒人の図像学』(同文館出版、1992年)、トニー・メイソン『英国スポーツの文化』(同文館出版、1991年)、T.S.アシュトン『イギリス産業革命と労働者の状態』(未来社、1972年)。

長谷川淳一(ハセガワ ジュンイチ)

慶應義塾大学経済学部教授。専門はイギリス・日本の戦後社会・都市計画史。著書にReplanning the Blitzed City Centre (Open University Press, 1992)、共著書にUrban Reconstruction in Britain and Japan, 1945-1955 (University of Luton Press, 2002)、『戦災復興の日英比較』(知泉書館、2006年)、共訳書にP. クラーク『イギリス現代史—1900-2000』(名古屋大学出版会、2004年)。

高井哲彦(タカイ テツヒコ)

北海道大学大学院経済学研究科准教授。専門はフランスの組織史・社会史・帝国史。共著書に『外国経営史の基礎知識』(有斐閣、2005年)、論文に「フランス労使関係における多元構造の起源」『経済学研究』2003年12月等、共訳論文にD.ランデス「産業革命再訪」『社会経済史学』(第57巻第1号)。

上田美枝子 (ウエダ ミエコ)

慶應義塾大学経済学部卒。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第Ⅰ部 農業
 第1章 一五四〇〜一八五〇年のイングランドに農業革命? M. オーヴァートン
 第2章 議会エンクロージャー−−利益とその費用 M. E. ターナー
 第3章 ハイランド・クリアランス T.M.ディヴァイン
第Ⅱ部 経済
 第4章 九百年後のドゥームズデイ・ブック S.ハーヴェイ
 第5章 産業革命−−イギリスの経済成長、一七〇〇〜一八六〇年 N.F.R.クラフツ
 第6章 イギリス帝国主義−−再検討と修正 A.G. ホプキンス
 第7章 管理経済の盛衰 R.ミドルトン
第Ⅲ部 社会
 第8章 人口成長−−イングランド、一六八〇〜一八二〇年 E.A.リグリー
 第9章 生活水準と工業化 R. フラッド
 第10章 女性と社会−−一八七〇年以降の連続性と変化 J. ルイス
 第11章 イギリスの福祉国家−−その起源と性格 P.セイン
第Ⅳ部 労働
 第12章 チャーティズム E. ロイル
 第13章 イギリスの階級構造における労働貴族 R. J. モリス
 第14章 近代イギリスにおける社会統制 F. M. L. トムスン


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