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 その表現と趣向海音と近松

北海道大学大学院文学研究科研究叢書 4
海音と近松 その表現と趣向

A5判 294ページ
定価:6,000円+税
ISBN978-4-8329-6421-1(4-8329-6421-6) C3095
奥付の初版発行年月:2004年03月 / 発売日:2004年03月下旬

内容紹介

近松と同時期に活躍しながら,近松に劣ると評価されてきた浄瑠璃作者・紀海音。本書では「わかりやすさ」という近松とは別の基準で海音を評価し,両者の作品構造,趣向の特徴を検討。近松の優位性ではなく,二人それぞれの独自性を明らかにする。海音の謡曲・『伊勢物語』和歌利用一覧を収録。

著者プロフィール

冨田 康之(トミタ ヤスユキ)

1958年 名古屋生まれ
1987年 名古屋大学大学院博士課程後期課程単位取得満期退学
    名古屋女子大学助教授を経て,
現 在 北海道大学大学院教授。博士(文学)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1章 海音の時代物
 第1節 海音の趣向の整理
 第2節 海音の「場」と趣向
 第3節 海音と『伊勢物語』の和歌
  附 『伊勢物語』和歌利用一覧
 第4節 海音と謡曲
  附 謡曲利用一覧
 第5節 『曽我姿冨士』考−近松の曽我物との関わりを中心に−
第2章 海音の世話物
 第1節 『なんば橋心中』論
 第2節 『八百やお七』論
 第3節 世話浄瑠璃「三部作」考−<滅罪>の構想をめぐって−
第3章 近松の浄瑠璃
 第1節 時代物浄瑠璃の発想を巡って−曽我物を中心として−
 第2節 『冥途の飛脚』考−封印切の背景−
 第3節 『心中天の網島』考−「意見」と背景−


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