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 シミュレーションの哲学 入門科学とモデル

科学とモデル シミュレーションの哲学 入門 Simulation and Similarity: Using Models to Understand the World

A5判 328ページ 上製
定価:4,500円+税
ISBN978-4-8158-0872-3 C3010
奥付の初版発行年月:2017年04月 / 発売日:2017年04月中旬

内容紹介

モデルとは何か? なぜ世界を捉えたと言えるのか? さまざまなモデルが果たす役割を分野横断的に分析し、その核心を哲学者と科学者の双方に向けて明解に提示。「モデル概念を軸に科学哲学を書き換える。よりスリリングでリアルな科学哲学の始まり始まり!」 —— 戸田山和久。

著者プロフィール

マイケル・ワイスバーグ(ワイスバーグ,M.(マイケル))

(Michael Weisberg)
ペンシルヴェニア大学哲学科教授

松王 政浩(マツオウ マサヒロ)

1964年 大阪府に生まれる
1996年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
    静岡大学情報学部助教授などを経て
現 在 北海道大学大学院理学研究院教授、京都大学博士(文学)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序 文

第1章 はじめに
     1 水をめぐる2つの難問
     2 モデリングのモデル

第2章 3つの種類のモデル
     1 具象モデル —— サンフランシスコ湾-デルタ地帯モデル
     2 数理モデル —— ロトカ-ヴォルテラモデル
     3 数値計算モデル —— シェリングの人種分離モデル
     4 これらのモデルに共通する特徴
     5 モデルは3種類だけか?
     6 モデルは3種類よりも少ないか?

第3章 モデルの構成
     1 構 造
     2 モデル記述
     3 解 釈
     4 構造の表現能力

第4章 フィクションと慣習的存在論
     1 数理構造中心説に反対して —— 個別化、因果、額面通りの実践、という問題
     2 シンプルなフィクション的説明
     3 シンプルな説を強化する
     4 なぜ私はフィクション主義者ではないのか
     5 慣習的存在論
     6 数学、解釈、および慣習的存在論

第5章 対象指向型モデリング
     1 モデルの作り上げ
     2 モデルの分析
     3 モデルと対象の比較

第6章 理想化
     1 3つの種類の理想化
     2 表現的理想と忠実度基準
     3 理想化と表現的理想
     4 理想化と対象指向型モデリング

第7章 特定の対象なしのモデリング
     1 汎化モデリング
     2 仮説的モデリング
     3 対象なしモデリング
     4 揺れ動く対象 —— 3つの性の生物学

第8章 類似性の説明
     1 モデル-世界間関係に必要なこと
     2 モデル理論的説明
     3 類似性
     4 トヴェルスキーの対照的説明
     5 属性とメカニズム
     6 特徴集合、解釈、対象システム
     7 モデリングの目的と重みづけのパラメータ
     8 重みづけ関数と背景理論
     9 必要事項を満たす

第9章 ロバスト分析と理想化
     1 ロバストネスに関する議論 —— レヴィンズとウィムサット
     2 ロバスト条件を見つける
     3 3種類のロバストネス
     4 ロバストネスと確証

第10章 終わりに —— モデリングという行為

訳者解説


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