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 小笠原返還の政治史核密約から沖縄問題へ

核密約から沖縄問題へ 小笠原返還の政治史

A5判 270ページ 上製
定価:4,500円+税
ISBN978-4-8158-0871-6 C3031
奥付の初版発行年月:2017年04月 / 発売日:2017年04月中旬

内容紹介

小笠原返還は戦後日米関係の小さなエピソードではない。沖縄の基地問題に影を落としたその実像をアメリカの核戦略の変容を手がかりに解明、2つの返還と核密約の深い連関をトータルにとらえ、日米の非対称な交渉過程がもたらした沖縄問題の知られざる起源を照射する、気鋭の力作。

著者プロフィール

真崎 翔(マサキ ショウ)

1986年生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序 章 なぜ小笠原返還交渉を取り上げるのか
     1 小笠原諸島の概史 —— 1830~1945年
     2 先行研究
     3 戦後日米関係論と小笠原研究

第1章 小笠原占領の決定 —— 1945~51年
     1 小笠原の軍事的重要性
     2 サンフランシスコ講和条約と日米関係

第2章 父島と硫黄島の米軍基地
     1 基地固定化に起因する島民問題
     2 父島と硫黄島の核貯蔵基地化

第3章 返還交渉を進展させた米国側の要因
     1 技術革新による影響
     2 安保条約延長への危惧
     3 米国財政の斜陽化

第4章 返還をめぐる米国内および日米間交渉
     1 現行安保条約における核兵器の位置づけ
     2 「硫黄島分離返還」 路線の案出
     3 第二次佐藤・ジョンソン首脳会談

第5章 小笠原核 「密約」 と沖縄返還交渉
     1 日米共同声明と佐藤の 「一方的な声明」
     2 沖縄 「核抜き」 返還の条件
     3 小笠原返還交渉と核兵器
     4 沖縄返還交渉 —— 小笠原研究の視点から

終 章 小笠原返還交渉とは何であったのか


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