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 社会国家の形成と展開ドイツ社会保険史

ドイツ社会保険史 社会国家の形成と展開

A5判 338ページ 上製
定価:6,600円+税
ISBN978-4-8158-0701-6 C3033
奥付の初版発行年月:2012年06月

内容紹介

19世紀末、世界最初の導入から東西統一後の今日まで、年金・医療・労災保険において先進的施策を生み出してきたドイツ社会保険の通史を初めて描出。社会保険発祥の国が直面した、制度・市場・国家・社会・財政などの難題を余すところなく捉え、現代日本にも多くの示唆を与える成果。


目次

序 論 社会保険の起源と展開

  第Ⅰ部 第二帝政期の社会保険

第1章 ビスマルク期労働者保険の生成
     1 19世紀末大不況期の社会問題と社会運動
     2 労働者保険の形成をめぐる諸論点
     3 1880年代労働者保険諸立法の成立
     4 小 括

第2章 労働者保険の展開とライヒ保険法の成立
     1 労働者保険の諸問題と三保険部門統合論
     2 労働者保険の諸改革
     3 ライヒ保険法の成立過程
     4 ライヒ保険法の成立とその意義
     5 小 括
     補 論 第二帝政期の失業問題と失業保険の不成立

  第Ⅱ部 両大戦間期の社会保険

第3章 ヴァイマール体制下の社会保険の展開
     1 「インフレ期」 における社会保険とその改革・制度変遷
     2 「相対的安定期」 における社会保険 —— 制度変遷とその背景
     3 1930年代大不況への突入と社会保険
     4 小 括

第4章 国家的失業給付制度の生成と失業保険の成立
     1 インフレ期の失業扶助制度と失業保険導入計画
     2 職業紹介・失業保険法の成立とその意義
     3 小 括

第5章 大不況と社会保険
      —— ナチス体制への移行と社会保険
     1 1930年代大不況と社会保険の帰趨
     2 ナチス体制と社会保険
     3 小 括

  第Ⅲ部 第二次世界大戦後の社会保険

第6章 西ドイツの社会経済秩序と社会保険
      —— 戦後年金改革に向けての社会給付論議を中心に
     1 西ドイツにおける社会保険の再建と展開
     2 1950年代の社会給付システム改革論
     3 年金保険改革プランの形成とCDU/CSUおよびSPDの対応
     4 小 括

第7章 東ドイツ社会主義体制と社会保険
     1 東ドイツの統一型社会保険 —— ソビエト占領地区における新構築
     2 社会主義体制下の社会保険の論理と運用 —— 56年体制の確立へ
     3 1960年代以降のドイツ民主共和国の社会保険
     4 小 括

第8章 現代ドイツの社会国家体制と社会給付
     1 1970年代以降の社会保険と財政問題
     2 現代ドイツの社会・経済秩序と社会給付改革論争
     3 小 括

結 語 近現代国家における社会保険の意義とそのゆくえ


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