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 心理学・映画から見た小説技法史小説の考古学へ

小説の考古学へ 心理学・映画から見た小説技法史

四六判 292ページ 上製
定価:3,200円+税
ISBN978-4-8158-0401-5(4-8158-0401-X) C3091
奥付の初版発行年月:2001年02月

内容紹介

明治40年前後における小説技法の革命的転換を、グローバルかつ領域横断的な目配りによって考古学的に跡づけた労作。特に心理学・映画からの理論上・技法上の影響を中心に、小説技法成立史上まれに見る百花斉放期を、同時代読者の読みに即して描き出す。


目次

プロローグ 小説の考古学へ

第Ⅰ部 人称・自我・主観客観/多元描写   漱石と一人称体
  『彼岸過迄』の実験
  『行人』と二つの〈自我〉
  多元描写の試みと挫折

第Ⅱ部 感覚・感情・表情/モンタージュ
  『それから』の感覚描写
  クローズアップ論序説

第Ⅲ部 記憶・回想・意識の流れ/心理学
  寅彦散文の追憶の方法
  「回想」の発見と表現
  追憶の遠近法と女たちの声

第Ⅳ部 写生文からの離陸
  写生文・映画・時間
  虚子小説における同時代的課題

第Ⅴ部 今、なぜ同時代研究か
  今、なぜ・同時代研究か
  同時代読者の読みを求めて
  「青年期の研究」としての『青年』
  『心』の考古学
  あかり革命下の『明暗』

エピローグ 江藤淳の漱石研究について


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