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 分子生物学の先へ生命とは何かを問い続けて

生命とは何かを問い続けて 分子生物学の先へ

A5判 326ページ
定価:3,600円+税
ISBN978-4-8140-0260-3 C1045
奥付の初版発行年月:2020年02月 / 発売日:2020年02月中旬
発行:京都大学学術出版会  
発売:京都大学学術出版会
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在庫あり

内容紹介

生命とは? それは自然の普遍的原理を求める「学知Scientia」の問いであり生きていく「知恵Sapientia」の問いでもある。本書は,この根源的な問いから生物学を拓いた人々の物語である。それは,自然観・生物観・科学観の問い直しであり,科学と社会との関係を問う実践である。サピエンスの営みとしてのサイエンス史として,学問論として,新しい「知」のフロンティアをを切り拓く。

著者プロフィール

岩倉 洋一郎(イワクラ ヨウイチロウ)

東京大学名誉教授,東京理科大学研究推進機構・総合研究院ヒト疾患モデル研究センター長/生命医科学研究所教授

米原 伸(ヨネハラ シン)

京都大学名誉教授,同大学薬学研究科客員教授関西医科大学微生物学講座教授

藤澤 順一(フジサワ ジュンイチ)

関西医科大学微生物学講座教授

浅野 雅秀(アサノ マサヒデ)

京都大学医学研究科教授

川出 才紀(カワデ サイキ)

信州大学名誉教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

まえがき

第1章 生物とはなにかを考え続けた方 [中村桂子]
第2章 分子生物学と京都──川出由己さんの存在 [今井六雄]
第3章 川出由己先生の思い出 [和田 明]
第4章 川出由己先生そして RNA との出会い [松影昭夫]
第5章 The History of Interferon: A Contribution to the
  Interferon Archives [Kawade Yoshimi]
  インターフェロンの歴史──インターフェロン・アーカイブへの貢献
  [川出由己(川出才紀 訳)]
第6章 生化学から個体レベルの生物学へ [岩倉洋一郎]
第7章 インターフェロンから細胞死へ [米原 伸]
第8章 タンパク質化学から分子生物学へ [藤澤順一]
第9章 サイトカインから糖鎖生物学へ [浅野雅秀]
第10章 マウスインターフェロン精製の国際競争の狭間で [平 秀晴]
第11章 インターフェロン研究,その昔 [宇野賀津子]
第12章 Four Stages in the History of Interferon Research
  Yoshimi Kawade
  インターフェロン研究史の四つのステージ
  [川出由己(川出才紀 訳)]
第13章 An Ex-Biochemist’s View of Current Interferon Research
Analogy between Cytokine Network and Human Language
  Yoshimi Kawade
  インターフェロン研究遠望──サイトカイン・ネットワークと
  言語とのアナロジー [川出由己]
第14章 A Biosemiotician of the First Generation
  Yoshimi Kawade
  インターフェロン研究遠望──サイトカイン・ネットワークと
  言語とのアナロジー [川出由己]
第 14 章 A Biosemiotician of the First Generation
  Donald Favareau & Kalevi Kull
  川出由己─第一世代の生物記号論者 
  [ドナルド・ファヴァロー,カレヴィ・クル(寺沢才紀訳)]
第15章 川出由己先生の生物記号学の世界 [田中茂範]
第16章 川出由己著「生命体が伴う主体性について」への閲読報告
  [松野孝一郎]
第17章 研究の楽しさはグレーゾーンにある──生命と不確実性と記号
  [中島敏幸]
第18章 『生物記号論』,あるいは「科学の形而上学化」と
  「意識の第三層」 [矢倉英隆]

【コラム1】現代科学の黎明(1)座談会 生物学における方法論とは
[現代科学の黎明──科学方法論をめぐって──] 
  吉井良三・川出由己・岡田節人・藤岡喜愛・福留秀雄
【コラム2】分析用超遠心機による沈降定数の測定 
  渡邊 格・川出由己・水島三一郎

人名事典
分子生物学の概略史

あとがき
索 引


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