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 対馬宗家文庫ハングル書簡から読み解く朝鮮通信使易地聘礼交渉の舞台裏

九州大学韓国研究センター叢書3
朝鮮通信使易地聘礼交渉の舞台裏 対馬宗家文庫ハングル書簡から読み解く

松原 孝俊:編著, 岸田 文隆:編著
A5判 上製
定価:9,200円+税
ISBN978-4-7985-0231-1 C3020
奥付の初版発行年月:2018年06月 / 発売日:2018年06月中旬

内容紹介

江戸時代、日本と朝鮮の外交の現場において、意思疎通・情報伝達は多くの場合朝鮮語によってなされたと推測されるが、その具体的実像を伝える史料はさほど多くはなく、長正統氏によって紹介された8通の倭学訳官のハングル書簡が知られているにすぎなかった。

しかし、近年対馬宗家文庫の一紙物史料が整理・公開されるにおよび、100余通の新たなハングル書簡類の存在が明らかとなった。

本書は、この新発見のハングル書簡類に対して日韓の専門家が共同で解読に挑んだ研究成果であり、史料ごとに写真・翻刻・和訳・解説が付される。

これら書簡類の多くは、1811年の通信使易地行聘の外交交渉の舞台裏に関するものである。官撰の記録からはうかがい知ることのできない交渉の新たな一面が明らかとなる。

著者プロフィール

松原 孝俊(マツバラ タカトシ)

九州大学名誉教授・政策研究大学院大学客員研究員

岸田 文隆(キシダ フミタカ)

大阪大学教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

 口 絵
 はしがき
 解題
 朝鮮訳官発給ハングル書簡一覧

史料編

 写真、史料概要、翻刻、現代語訳、語釈、和解、参考情報

研究編

 第12回朝鮮通信使招聘に、なぜ25年を要したか
   対馬府中に文化度朝鮮通信使パレードがやってきた

 対馬宗家文庫所蔵ハングル書簡の性格と特徴

 対馬島易地通信と訳官、その「儀礼的」関係と「密かな」交流の間隙

 近世後期対馬藩の朝鮮通詞

 参考資料 印譜
 あとがき

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