大学出版部協会

 

 生命の教養学14感染る

感染る 生命の教養学14

A5判 308ページ 並製
定価:2,400円+税
ISBN978-4-7664-2615-1 C0045
奥付の初版発行年月:2019年09月 / 発売日:2019年10月上旬

内容紹介

▼「感染症」と人類との闘いの歴史、人に変化や成長をもたらす「感染」など、様々な観点から感染のメカニズムを探る。

「感染」をテーマにして開講された慶應義塾大学「生命の教養学」講座の書籍化。
そもそも感染するとはどういうことなのか。
どのように感染は起こるのか。
また感染したものは、医学的に、社会的に、感情的に、どのように対応されてきたのか。
生物学、医学、公衆衛生政策あるいは疫学的な観点に加えて、歴史学、哲学、文学、コンピュータサイエンスの観点など、さまざまな角度から、私たちが逃れることのできない「感染る」世界にアプローチする。

著者プロフィール

赤江 雄一(アカエ ユウイチ)

慶應義塾大学文学部准教授。1971年生まれ。リーズ大学大学院博士課程。(Ph.D.)。専門は西洋中世史(宗教史・文化史)。共著に『知のミクロコスモス―中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年)、『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』(ミネルヴァ書房、2012年)などがある。

高橋 宣也(タカハシ ノブヤ)

慶應義塾大学文学部教授。1963年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。専門はイギリス文学。論文に「故郷なき者たちの拠り所――イギリスの「亡命者たち」が求めたワーグナー」(『ワーグナーシュンポシオン2018』所収)など。訳書にジョージ・バーナード・ショー『完全なるワーグナー主義者』(新書館、2003年)、エリック・リーヴィー『モーツァルトとナチス』(白水社、2012年)、エリック・ライディング & レベッカ・ぺチェフスキー『ブルーノ・ワルター――音楽に楽園を見た人』(音楽之友社、2015年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに  赤江 雄一・高橋 宣也

Ⅰ 科学の目で見る感染
感染してくる“奴ら”の生物学的正体と生体防御の基礎  小野 裕剛
感染症と予防接種:ワクチンで変わる、感染症とのたたかい  岩田 敏
グローバル化した世界で感染症に立ち向かう意義を学際的に考える  中谷比呂樹
「感染」を数理で解き明かす  稲葉 寿

Ⅱ 人類の歴史と感染
感染症と医学:社会の対応の歴史  鎌倉 光宏
中・近世ヨーロッパのペスト流行:「ペストの医者」の装束にみる感染の理解  井上 周平
保菌者の歴史の再考  鈴木 晃仁

Ⅲ 文化と感染
文化感染メカニズムを解明する  中尾 央
コンピュータウイルスへの感染  寺田 真敏
うつるんです~感染と文学:村上春樹、『ジェイン・エア』、『ドラキュラ』  石塚 久郎
表象としての「感染」:ゾンビからキョンシーへ  山下 一夫


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。