大学出版部協会

 

万葉の史的世界

万葉の史的世界

A5判 416ページ 上製
定価:8,500円+税
ISBN978-4-7664-2529-1 C3021
奥付の初版発行年月:2018年07月 / 発売日:2018年07月中旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
この大学出版部の本一覧
近刊

内容紹介

『萬葉集』を木簡や正倉院文書とともに読む
万葉歌が詠まれた時代と場所をさまざまな資料から復元。
文芸世界と生活世界との乖離を、仮名表記の差異と変容から読み解く。

著者プロフィール

川﨑 晃(カワサキ アキラ)

元高岡市万葉歴史館学芸課長。
1947年生まれ。1969年慶應義塾大学文学部卒業、1975年学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。日本古代史専攻。
NHK学園高校普通科社会科・専攻科教諭を経て、高岡市万葉歴史館主任研究員、学芸課長、2009年3月退職。富山大学、慶應義塾大学、早稲田大学、中央大学など非常勤講師。
主な著書に、『古代学論究――古代日本の漢字文化と仏教』(慶應義塾大学出版会、2012年)、共著に、田辺征夫編『遺跡の語る古代史』(東京堂出版、1996年)、高岡市万葉歴史館論集1~13(笠間書院)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

 例言
 はじめに――本書の構成と概要

第一部 万葉の史的世界
 第一章 万葉びとと時刻――奈良時代時刻制度の諸相
 第二章 神功皇后の周辺――オキナガの原義と酒楽歌について
 第三章 佐保の川畔の邸宅と苑池
 第四章 長屋王家の色彩誌――万葉歌、長屋王家木簡に見える色彩語に
     ついて
  付 地方画師に関する一考察
 第五章 忘れ草と中国古典
 第六章 万葉の時代の日本と渤海
  付 古代日本の「蝦夷」の表記について
  ――富山市栃谷南遺跡出土ヘラ書き土器「恵□」について

第二部 万葉の時代の人物誌
 第一章 大津皇子とその周辺
 第二章 藤原不比等――その前半生について
 第三章 玄昉――入唐留学僧の栄光と挫折
  付 唐僧善意願文にみえる「粉身碎骨」の語について

第三部 古代越中の諸相
 第一章 「傳厨」考――富山県高岡市美野下遺跡出土墨書土器について
 第二章 気多大神宮寺木簡と「難波津の歌」木簡
 ――高岡市東木津遺跡出土木簡について
  付 東木津遺跡出土「助郡」墨書土器について
 第三章 古代越中(越中・能登)地名雑考
 第四章 「荊波の里」についての覚書
――地図に描かれた道と表示記載の書字方向についての試論
 第五章 越中の大伴家持
  付 天武・持統治世の雨乞いについて

第四部 書評
 一、 市大樹著『飛鳥藤原木簡の研究』
 二、 稲岡耕二著『山上憶良』
 三、 木本秀樹著『越中古代社会の研究』
 
 あとがき
 挿図出典一覧
 索引(主要事項、人名(氏族)、研究者)


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。