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法学・経済学・自然科学から考える環境問題

法学・経済学・自然科学から考える環境問題

A5判 164ページ 並製
定価:1,800円+税
ISBN978-4-7664-2446-1 C0030
奥付の初版発行年月:2017年08月 / 発売日:2017年08月上旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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在庫あり

内容紹介

▼これ一冊で、文理両面から同時に学べます!

安定した地球の未来と持続可能な社会を実現するために、循環型社会、生物多様性、気候変動と地球温暖化について、多様な視点をもった考え方を身につけるのに最適です。

▼3つの環境問題を、法学・経済学・自然科学の専門家がやさしく解説。
▼総合理解を深めるため、身近な問題についてのディスカッションを各章末に掲載。

環境問題の3つの重要なテーマ(循環型社会、生物多様性、気候変動と温暖化対策)について、いま何が問題で、どう解決すべきかを、法学・経済学・自然科学の各分野から解説。また各章の最後では、ディスカッションの形式で、身近な問題について多面的に考えていく。

著者プロフィール

青木 淳一(アオキ ジュンイチ)

1977年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業、同大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。法学修士。慶應義塾大学法学部専任講師(行政法)を経て、現在は准教授。エネルギー、情報通信、交通など公益事業の規制と競争を研究している。おもな著書に『判例から学ぶ憲法・行政法』(共著、法学書院、2007年)、『プレステップ法学』(共著、弘文堂、2009年)、『行政法事典』(共著、法学書院、2013年)、『総合研究・日本のタクシー産業』(共著、慶應義塾大学出版会、2017年)がある。趣味は道の駅めぐり。

秋山 豊子(アキヤマ トヨコ)

1950年生まれ。埼玉大学理学部生化学科卒業。筑波大学生物科学研究科博士課程中退。理学博士。慶應義塾大学法学部助手(生物学)、助教授、教授を経て、現在は名誉教授。動物の体色発現機構や環境保全の研究をしている。1991~1993年米国ネブラスカ大学に留学。おもな著書に『生きているってどういうこと?』(共著、培風館、2006年)、『新編色彩科学ハンドブック』(共著、東京大学出版会、2011年)、『Skin Pigmentation』 (共著、Nova Science publishers, Inc., 2013年)がある。趣味は登山、ガーデニングなど。

大平 哲(オオヒラ サトシ)

1963年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。現在は慶應義塾大学経済学部准教授。途上国の開発問題、特に経済成長を専門としており、そのテーマとの関連で農業問題や環境問題の研究もしている。おもな著書に『マクロ経済学の方法・理論と実証・政策』(共編著、御茶ノ水書房、2002年)、The agricultural sector in Thailand’s middle-income stage (共著、Poverty, Inequality, and Growth in developing Countries, Routledge, 2015年)がある。趣味は農作業で大豆やゴマをつくっている。

金谷 信宏(カナヤ ノブヒロ)

1953年生まれ。北海道大学理学部植物学科卒業、同大学大学院理学研究科植物学専攻修士課程修了。理学博士。慶應義塾大学法学部助手(生物学)、専任講師を経て、現在は准教授。専門は細胞遺伝学で、化学物質や河川水の変異原性を植物細胞での染色体異常や小核誘発を指標にして調べている。おもな論文に「タマネギ根端細胞での小核誘発を指標とした河川水の変異原性」(慶應義塾大学日吉紀要自然科学56号、2014年)がある。趣味は植物の写真撮影など。

小林 宏充(コバヤシ ヒロミチ)

1971年生まれ。東京工業大学理学部応用物理学科卒業、同大学院総合理工学研究科創造エネルギー専攻博士後期課程修了。工学博士。科学技術振興事業団研究員、慶應義塾大学法学部専任講師(物理学)、助教授を経て、現在は教授。2005~2007年米国スタンフォード大学へ留学。2010年より東京工業大学学術国際情報センター客員教授。専門は流体力学で、乱流のモデル化や電磁流体発電について研究。おもな著書に『流体力学の基礎』(共著、数理工学社、2014年)がある。趣味は野球、スキー、ウイスキー。

杉本 憲彦(スギモト ノリヒコ)

1977年生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。理学博士。名古屋大学COE研究員、慶應義塾大学法学部専任講師(物理学)を経て、現在は准教授。2014~2016年フランスのエコールポリテクニークへ留学。2016年度日本流体力学会竜門賞。専門は地球流体力学、気象学、惑星大気科学。気象予報士。おもな著書に『風はなぜ吹くのか、どこからやってくるのか』(ベレ出版、2015年)がある。趣味はテニス、登山、スノーボード、スキー、ワイン。

六車 明(ロクシャ アキラ)

1952年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。裁判官、法務省刑事局局付検事、総理府公害等調整委員会事務局審査官、慶應義塾大学法学部助教授、教授、法務研究科教授を経て、現在は法務研究科グローバル法務専攻教授。専門は環境法。弁護士。おもな著書に『環境法の考えかたI 』、『環境法の考えかたII』(いずれも慶應義塾大学出版会、2017年)がある。趣味はフルート演奏。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1章 循環型社会
 1.1 循環する社会をめざす取組み【法学】
 1.2 地球の生態システムが循環の基本【生物学】
 1.3 経済のしくみを支える自然環境【経済学】
 1.4 身近な問題から考える【全員】
     調べてみよう、考えてみよう

第2章 生物多様性
 2.1 多様性を守らなければならない理由【法学】
 2.2 多様になった生物【生物学】
 2.3 多様性を守ることの合理性【経済学】
 2.4 身近な問題から考える【全員】
     調べてみよう、考えてみよう

第3章 気候変動と温暖化対策
 3.1 国際的な視点の必要性【法学】
 3.2 人類がもたらした温暖化【物理学】
 3.3 経済的なしくみによる解決【経済学】
 3.4 エネルギーの視点【物理学】
 3.5 身近な問題から考える【全員】
     調べてみよう、考えてみよう

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索引

コラム目次

 [第1章] 環境法の歩む道
  水俣病の実態を学ぼう
  入山料・入園料の考えかた
  カーボンニュートラルと炭素固定化

 [第2章] 絶滅鳥類ドードーと「つながり」があった植物
  環境基本法の基本理念
  スケールフリーネットワークと樹形図構造
  種子と遺伝子バンク
  絶滅に瀕した生物たち
  野生生物の個体数調節
  フランスと日本のちがい

 [第3章] IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)
  法律の目的規定を読む
  「食料」と「食糧」
  グリッドの安定強化
  第6番目の生物絶滅期


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