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 先制・単独行動・覇権アメリカ外交の大戦略

アメリカ外交の大戦略 先制・単独行動・覇権

四六判 150ページ 上製
定価:2,400円+税
ISBN978-4-7664-1314-4(4-7664-1314-8) C3031
奥付の初版発行年月:2006年11月

内容紹介

2001年9月11日のアメリカ合衆国における同時多発テロ事件以後のアメリカ外交における先制行動への傾斜とその外交・安全保障政策の覇権的な動態の因って来るところを、19世紀以来の安全保障をめぐるアメリカ合衆国の歴史的な体験に位置づけて議論する。アメリカの外交・安全保障政策(大戦略:Grand Strategy)に奇襲の衝撃がもたらした影響を、アメリカ自身の歴史的体験の影響という視点から考察する。


【著者紹介】
ジョン・ルイス・ギャディス(John Lewis Gaddis)
イェール大学歴史学部教授 1941年生まれ。主要著作に、We Now Know: Rethinking Cold War History. New York: Oxford University Press, 1997.[『歴史としての冷戦』(慶應義塾大学出版会、2004年)]; Cold War: A New History. New York: The Penguin Press, 2005. など。

【訳者紹介】
赤木完爾(あかぎ かんじ)
慶應義塾大学法学部教授(国際政治・戦争史・安全保障研究) 1953年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了(法学博士)。主要著作に、『第二次世界大戦の政治と戦略』(慶應義塾大学出版会、1997年)、『朝鮮戦争—休戦50周年の検証・半島の内と外から—』(編著、慶應義塾大学出版会、2003年)など。

目次

第一章 イェールの朝
第二章 一九世紀
 炎上するワシントンの衝撃
 先制
 単独行動主義
 覇権
 安全保障とその達成手段の道義性
第三章 二〇世紀
 二〇世紀の戦略環境
 フランクリン・ローズヴェルトの大戦略
 第二次世界大戦における先制の機会
 単独行動と先制の否定がもたらした覇権
 テロの衝撃と一九世紀戦略への回帰
第四章 二一世紀
 冷戦後の戦略環境の変容とアメリカの錯誤
 九・一一以後のアメリカの再登場
 ブッシュ政権の国家安全保障戦略
 アフガニスタンとイラクを結ぶもの
 ブッシュ政権の大戦略——構想と実践の間
 二一世紀の大戦略と連邦主義
第五章 イェールの夕べ


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